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10月12日 厳しさと自由の何れを採るか

10月12日ですね。

先日訪れた甲子園歴史館には、戦後の春夏の高校野球で勝利数上位10傑の監督がパネルになっていました。

そのうちの一人は「町田の闘将」と銘打たれた日大三高の小倉監督でした。

昨日、次女を病院に連れて行く用事のついでに日大三高のグラウンドのそばを歩いてきました。球児たちが声を出して練習していました。


高校野球の指導方針も変わってきていて、かつてのようなスパルタ式の指導から、選手や部員の自主性に任せる方向に向かいつつあるそうです。同じ監督パネルには、東邦から大垣日大の監督に転身した阪口監督も登場していました。「鬼の阪口、仏の阪口」と書かれた紹介文とともに。この方は東邦時代はスパルタ指導だったのが、あるきっかけを境に指導法を変えたそうです。


私も今、経営者として振る舞う上で、声を荒げ、無理やり仕事をさせるやり方は採っていません。自分がそういう現場が嫌だったからです。

その一方、スパルタを乗り越えられた場合、その人間が育つのも確かです。私もずいぶんと鍛えられました。


どちらにするか。このさじ加減が難しい。

特に小規模事業者の場合、悠長に人を育てる余裕がないからなおさらです。


冒頭に次女を病院に連れていったと書きました。次女もついに厳しい現場に心身の限界を来たし、倒れたためでした。

もっとも、個人経営でミシュランの星を維持するには、それくらい厳しくしなければならないのでしょう。


さて、弊社です。弊社にもそこまでの余裕はありません。

他社さんに比べて自由なやり方を採っていると思うのですが、それがどこまで続けられるか。

今後、どこまで厳しくするか。または自由を保証するか。

舵取りは難しいですが、やっていきます。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。