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9月1日 防災の日に弊社事業計画を

9月1日ですね。

今日は防災の日。
そして、関東大震災から百年の節目の日。

日々が忙しく、仕事に没頭していると、防災意識はどこかお留守になってしまいます。

が、天災は忘れた頃にやってくるという故寺田寅彦博士の警句の通り、そういう時にこそ地震は起こります。


地震のメカニズムから言っても周期性は確実ですから、いつか起こることは決まっています。問題は、それがいつなのか、どこなのかです。

地震によって太平洋に面する地域は甚大な被害を受けるでしょう。
また、今は情報技術に頼っていますから、それが失われたことによるダメージも大きいです。

12年前の東日本大震災の記憶から、首都圏の揺れについてはたかを括っている方もいるでしょう。
が、本気で揺れたらひとたまりもありません。
阪神・淡路大震災の揺れを経験した私が断言します(目が覚めたのは揺れが治ったからですが、震度6の揺れは強烈でした)


私にとって今や防災の日の意味は変わりました。

阪神・淡路大震災の時は大学生。東日本大震災の時は一介の個人事業主。
ところが、今は経営者です。

弊社の事業継続のことも考えなければなりません。


先週もお客様のもとで避難訓練に参加しました。訓練に参加しながら、実際の地震の時はこんなものではないと舐めた気分の自分がいました。

多分、実際の被害にあっては訓練で経験した何十倍もの試練がきます。

それをその時の人の運だと達観することも、その場の個人の対応力で凌ぐことも、こと経営に関しては難しいと思っています。


昨年の春に十日ほど宇都宮市に滞在していました。移住も含めての事業継続計画の一環です。

その時は富士山噴火を想定していました。


今、弊社では甲府に拠点を設ける話を進めています。もちろん富士山噴火も意識した上でです。甲府は偏西風の影響もあり、代表が住む町田周辺にいるのと火山灰の量は変わらない想定です。

ですが、私にも弊社にも駿河湾、首都圏直下、富士山噴火は経験がありません。

簡単なものでもいいから、あらためて弊社でも事業継続計画をまとめようと思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。