見出し画像

7月11日 地方は都会に劣らず魅力的

7月11日ですね。


昨日の朝まで糸魚川市にいました。


今回のわずかな滞在の中で、糸魚川の街のことや、糸魚川の人の想いを受け取ることができました。


2016年に起きたという大火。


これによって、糸魚川の街の中心部が灰燼と化しました。
地方衰退の波が糸魚川市にも及んでいる中というのに。

そんな逆境にも負けず、糸魚川が好きで街を盛り上げようとする方がいる。


今回、MOVEDさんにお呼ばれして伺いました。
先日の釧路のイベントにはジョイゾーさんが関わっておられます。
多分、こうした地域を盛り上げる活動は会社の業績につながらないと思うのです。直接には。
おそらくMOVEDさんにしてもジョイゾーさんにしても。
そして、より零細な弊社にしても。


では、なぜこうした活動を行うのか。
その理由はいくつも挙げられます。


それらの理由に挙げられるのは、都会の暮らしだけが全てではない、という視座を得たことにあると思います。


IT分野の仕事をやっていると、あらゆるしがらみとは無縁の境地に至る瞬間があります。プロセスや仕事がデータの動きだけで進むからです。
しがらみや感情が入らない仕事をすると、新たな気づきが得られます。


その気づきは、都会で集中して過ごすことへの新たな疑問につながります。
都会の地方に対する利点とは何か?という疑問に。


もちろん、都会には都会の良さがあるし、地方には地方の良さがあります。
ただ、お互いを対等の目で見た時、疑問に思うのは、なぜ地方からこれほど人が減り、都会に集まるのかです。


おそらく、その答えは、仕事があるかないか、稼げるかどうかの二択にあるはずです。


地方には仕事がないから人が減る。
では地方に仕事を作ればいい。
ITであれば、地方でも仕事ができるから、地方でも都会の仕事ができるはず。

仕事の問題さえクリアできれば、あとは都会の喧騒が好きな人は都会にいれば良いし、地方の静けさが好きな人は地方に行けばいい。単純な話です。


おそらく、このままだと、地方都市は消滅してしまう。今のうちに人が住む場所としての機能を残さなければ。そういう危機感を感じた方々が地方を盛り上げておられます。

釧路でも糸魚川でも。 


弊社も都会にいることにメリットはあまり感じていません。

会わなければ成長がおぼつかないメンバーならまだしも、弊社にもリモートでも仕事の実績を残せるメンバーが少しずつその数を増やしています。


弊社も、もう少し成長できれば、地方に拠点を構えることもできるはずと感じています。


その際は、弊社としてはどこか違うところを盛り上げていきたいな、と思っています。
例えば山梨県とか。


もちろん、糸魚川、釧路、知床、高知、磐梯や会津、奈良の下北山、宇都宮、倶知安やニセコなど、今までに私がワーケーションで利用した場所や新たな場所も応援し、訪問しつつ。

まずはそうなれるよう、さらに努力します。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。