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11月24日 チーム力がなぜ必要なのか

11月24日ですね。


昨日は、アメリカンフットボールの試合を見に行ってました。

法政大学 ORANGE vs 早稲田大学 BIG BEARS。

残念ながら、試合には逆転され、負けてしまいました。


雨の中、選手たちは一生懸命やってました。


日ごろチームの中で熱いやり取りが交わされているのを知っている私としては残念でなりません。


その悔しい思いを夜中のサッカーワールドカップの日本代表チームは見事に晴らしてくれました。


特に後半に入ってからの積極采配は、経営に携わる身として心を打たれました。

思いの強さやその思いをいかにして共有するか。


私は社会人に出てから、一匹狼の時代が長く続きました。

一人でも生きていけると己を恃み、組織に頼るのをよしとしませんでした。


根性とか努力とか、人から強いられるのも嫌ってましたし、そうした組織からの圧力から逃れ、一人で生きていくことを目指しました。


ですが、最近は一人でやっていくことの限界も見え始めました。収入はどう頑張っても二千万を超えられません。大金は要らない、安定的な収入を長くつましくでいいから欲しいと思っても、気力や体力の衰えが生じると不安になるのが人のサガ。私が人を雇う事を考え始めたのは、そのためです。


すると、やるべきことが増えます。今までは、統制すべきは自分の心だけでした。自分の心の甘えや油断や慢心を制御さえすれば、家族を養えるくらいには何とかなったのです。

ところが、案件が増えるにつれ、メンバーの総力をかけねば、相手には勝てないのです。メンバーや従業員の思いがブレたり、バラバラだと取りこぼしが発生します。

そこで、チーム一丸となってとか、ONE for ALL、ALL for ONEなどというそれまでの私の思いとは真逆の言葉をかざし、鼓舞しなければなりません。経営者が自分の心に対するように、従業員の心のうちは覗けない。ましてや操ることはできません。それは統制や管理につながります。

統制や管理をせずに、メンバーや従業員の思いを知り、導く必要があります。


昨日私が見た四つのチームのそれぞれに優劣があったとは思えません。ですが、いざという時のミスや決定力が試合結果を左右するのは確かです。私たちはそれを目の当たりにしました。

その違いがどこに出るか。それは思いの強さです。

よく芸能人が挑戦する企画で、彼らが本番で成功させてしまうのも、やらせではなく、思いの強さなのでしょう。

チームとはいかにその思いの強さを全員が共有するか、です。


経営者として本番で覚悟を示すのももちろん必要ですが、試合の前にいかにして思いを共有するかも重要です。

昨日の試合はそれを私に教えてくれました。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。