見出し画像

1月29日 エゴに堕ちずエコに徹する

1月29日ですね。

この週末は城崎に行ってました。


kintone Café HYOGO vol.2の前夜祭と本編でそれぞれLT登壇を果たしました。
それらは全てブログに書きました。

kintone Café HYOGO Vol.2に参加・登壇しました

今回の城崎でのkintone Caféは前夜祭から刺激になることが多く、とても実になりました。

まず、城崎の温泉街としての充実ぶりにも感銘を受けました。
城崎は街づくりの成功例としてもみるべき点が多いと感じました。それはここでは割愛します。

ここで語りたいことはkintoneに関することです。
まず、昨年のCybozu Daysで開催されたkintone show+case unlimitedで見事に優勝されたTeam K.F.Cの皆さんから貴重な裏側を見せてもらいました。

あのドラクエの世界に私のドット絵のキャラクターまで登場させて頂くなど、まさに裏側の設定やプログラムなど、貴重な知見をいただきました。

最後に、私自身がこのところkintoneとは何か?kintoneエコシステムとは何か?について考える機会があります。その知見を城崎でより深めることができたように思います。


前夜祭のLTで私が問うたのは、kintoneエコシステムとはなんだろうと言うことです。

日本語には依怙贔屓(えこひいき)という言葉があります。かなりネガティブ要素の強い言葉ですね。
ですが、依怙(えこ)だけを取り上げると、頼り、頼られるといったポジティブな意味に変わります。

また、kintoneエコシステムのエコはエコロジーのエコであり生態系を指します。
生態系とは生物同士が相互に関連し、頼り頼られる関係を示した言葉です。
それをビジネスの関係に置き換え、頼り頼られる関係性として表したのがkintoneエコシステムです。

エコとは日本語でも英語でも頼り支え合う意味があるのが面白いですね。

では、そのビジネス生態系において、弊社の役割は、私個人の役割はなんでしょう。
私も試行錯誤しながらそれを考えています。


例えば私はkintoneエバンジェリストです。エバンジェリストとしての役割をエコシステムの中で考えるなら、生態系の周縁を広げる作業であるはずです。
つまり、kintoneエコシステムの生態系が及んでいない周辺にkintoneの魅力を伝え、より広げていく作業。それがkintoneエバンジェリストとしてやるべき作業ではないでしょうか。

ただし、それだけに没頭していてはだめです。弊社としてきちんと栄養を摂取しないと枯れてしまいます。

つまり、エバンジェリストである個人としては生態系を広げる作業に従事する必要がありますが、同時に経営者として会社がきちんと機能し、栄養を与えなければだめです。

それには、外へと広げる作業(開墾)に従事すると同時に、生態系の中で他のプレーヤーと関係性を作り、自分で栄養を摂取し、価値を生み出すために成長することも大切です。

逆にエバンジェリストといいながら、生態系を広げる活動(開墾)を行わず、自分の栄養だけを摂取するだけであれば、エバンジェリストとしてはよろしくありません。

このエバンジェリストと経営者のバランスを取るのは本当に難しいと思っています。


そもそもエコが支え、頼り合うことを意味するならば、自分の栄養摂取だけに腐心し、他の会社や技術者やユーザーなどエコシステム全体を顧みない態度は「エコ」ではなく「エゴ」です。

エゴに堕ちず、エコに協力する。

まずはそうした態度を大切にしたいですね。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。