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5月16日 人工知能による政治の可能性

5月16日ですね。


今、NHKの土曜ドラマで、「17歳の帝国」と言うドラマが放映されています。

なかなか面白い内容です。

AIによる政治がテーマです。


202X年の日本が失業率10%を超え、G 7からも外され、いよいよ危機的になってきた日本が舞台です。

危機感を抱いた政府は、AIによる判断を援用する統治を実験都市で行うと決め、17歳の総理大臣が就任します。AIによる知恵を借りながら、実験都市の運営を行っていく話です。

市役所や市議会議員や街の人とぶつかりながら政治を実践していく中で、何が起こるのか。


この内容は決して荒唐無稽なものではないと思います。あと10年20年もすれば、このような政治が実践される可能性はとても高いと思います。

今の行政や政治は、一言で言えば利害調整です。予算をどの箇所に配分し、その予算がどの程度効果を上げているかを把握するのがミッションです。

ところが、今の複雑な社会において、最適な調整を行うことはもはや人間の能力を超えています。私はこの調整にAIの力を借りなければならない日が遠からず来ると思っています。


このドラマは何が最適なのか、削るべき点はどこなのかについて、わたしたちに考えさせてくれます。既存のやり方のどこに無駄があるのか。守るべき先人の知恵や尊重すべき暮らしとは何か。


全五回の放映のうち、まだ二回目です。
今後、どのような結末を迎えるのかを含め、見逃せないと思っています。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。