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11月28日 志持つオーナーの生き方

11月28日ですね。

このような記事を見かけました。
https://www.47news.jp/10184112.html


街の小さな本屋は、もう世の中からほぼ絶滅したのではないかと思う位、その数を減らしています。

が、その逆境に負けず頑張る本屋さんの話です。


この本屋さんが行なっていることはコミュニケーションです。お客様に勧める本をネタにコミュニケーションを欠かさない。

それだけで本屋か生き残れるかもしれないのです。


じゃあ、弊社のような小さな会社もシステムを作る上で同じようにお客様とのコミュニケーションを絶やさなければ良いのか。

まさにそうです。

私もそれをモットーにし、ここまでやってきました。


ですが、この記事にあるほどそう簡単な話ではありません。この記事に出ている方もオーナー店主です。つまり、そのような志がある店主が自ら店頭に立ち、自らコミュニケーションに力を注ぐからやっていける。

例えば何人もの従業員を雇った大型書店で、全ての書店員がオーナーな志を持って同じようにコミュニケーションができるかというと、そうもいきません。


弊社も同様です。

私が外に出て盛んにコミュニティーに参加し、コミュニケーションを頻繁に行ったことで独立し、今もやっていけています。


これ、同じようなことを弊社のメンバーができるようになればと思っていました。が、それはうまくいってません。

そもそもこういう事ができる方だから、経営者になるわけで、皆が皆、できるわけではない。

今の私はそのことを深く学んでいます。


どうしたって企業が大きくなっていけば、メンバーが増えます。新たに参画したすべての方に同じサービスレベルや志を求めるのは難しいと思うようになっています。

これは弊社に限らずありとあらゆる組織に共通の問題です。


先日もこの中で話しましたが、個人としてやるか組織として大きくするか。この問題は私の中でとても大きくなっています。

コミュニティーやコミュニケーションなしで、組織を運営していくのなら、それに徹するのも1つの手です。ただし、その場合、いわゆる大企業病のような会社になってしまう可能性が高いでしょう。

さらに、弊社がその方向に行くのなら、今のようにお客様ごとに丁寧なコミュニケーションが必須な今のやり方は改める必要があります。

弊社でサービスをリリースし、それに沿ってやっていくしかないのかなと思っています。


私個人の生き方としては、コミュニティーやコミュニケーションも盛んにし、この世の中を生き延びていこうと思ってます。

個人の生き方を貫くのか、組織を作り上げていくか。

この問題はほんとに奥が深い。悩んでいます。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。