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8月9日 薬物頼りでは収支は赤字だよ

8月9日ですね。

日大アメフト部員が違法薬物を所持していた問題が世を揺るがせています。

六月の終わりに当の日大アメフト部と法政アメフト部の試合を見に行ったばかりなので、私も関心高く報道を追っかけています。

実際、報道でしか私もわかっていませんし、どういう動機でその選手が薬物に手を出そうと思ったのか、どういうルートで手に入れたのかについては、私も知りませんし知ろうとも思いません。

こうした違法な薬物を使えば、人類としての限界を突破したパフォーマンスが出せるのかもしれません。

人は弱い生き物です。なんとかして他の人よりも前に出たい、と思います。人に認められたい、と考えます。
人に勝ちたいと思った時、こうした誘惑にたやすく屈してしまいます。

スポーツ選手であれば、ドーピングに手を出し、栄誉を得たくなります。
プログラマーやエンジニアであれば、夜中まで起きてバリバリとコーディングに精を出したくなります。
私もかつて終電が続いたり、徹夜が当たり前だった時期は、こうした薬物を使えばスーパーエンジニアのような飛躍した能力が発揮できるかも、と空想したものです。

もちろん、こうした薬物に手を出すと犯罪です。また、人類としての生物の限界を薬を使って拡げるわけですから、必ず歪みが出ます。強烈な依存性によって脳が変化し、廃人になったり。
人体の中は生理的に一定の機能を保つようにできています。薬はこれを大きく乱します。また、乱した結果、元に戻らなくなってしまいます。薬を使った時のハイレベルな自分を再び持ち上げたくて、また薬に手を出し、どんどん深みにハマっていきます。

結局、人生の長い一生の中を考えると、薬物使用は収支としても大幅な赤字になります。

残念なことに、継続的な努力でしか人は成長できません。何年も何万時間もそれに費やして、ようやく人はその道の一人者として認められます。
すぐに早道を通ろうとしても楽になる道はありません。残念ですが。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。