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10月4日 好機への取組が生を決める

10月4日ですね。

昨日、ヤクルト・スワローズの村上選手が三冠王を獲得しました。56号本塁打とともに。
最後の打席にホームランを打つとは、さすがです。

決める人は集中力を発揮し、ここぞと言う場面で打ちます。それこそがプロの証です。

私たちも、人生の中では何度もそういう場面に出会います。ここぞと言う場面に。

その時に最初から逃げてしまい、そういう場面に自分を置きたがらない人もいるでしょう。
その一方でダメ元で頑張ってみようとチャレンジする人もいます。
その時に向き合うか向き合わないかでは、大きな違いが人生の中で現れると思います。

例えば、技術者として難解なロジックに取り組んだ時。
また、ぶっつけ本番で登壇を求められ、人前で話し切った時。
強大な相手との困難な交渉に臨み、交渉をやり遂げた時。
これは仕事だけに限りません。プライベートでも同じです。

私も偉そうに言うほど、結果を出し続けたわけではありません。むしろ、失敗の方が多かったと思います。
また、かろうじてやり切ったとはいえ、初めの頃は熟練には程遠い出来でした。
ですが、最初の一回、何かをやり遂げた経験は、その後の人生に必ず活きました。

私もかつては、こういう場面になると逃げたがる人でした。目立たぬよう、人から叩かれないよう。
なるべくそういう場に出会わないように、自分を常に隠していました。

それでも、人生の中ではこうした場面に何回も遭遇します。
逃げたくても逃げられないこともあります。私も妻と結婚したことによって、背負いきれない重荷を背負わされました。そこで自分も腹をくくり、背負わされた重荷に立ち向かっていきました。
もし逃げていたら、今の自分はなかったでしょう。

逃げ続けている人生はどこかで伸びしろを失います。特に40代以降になってそれが顕著に出るように思います。
軽いというか、深みがないというか。
プロの大観衆を前にホームランを打つほどの実績は要りません。まず、自分の目の前にある課題をこなし、場数を踏むことが大切だと思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。