5月31日 厳しい現場には相応の理由が
5月31日ですね。
五月も終わろうとしています。世の中に五月病と言う言葉があります。
四月から中華料理店に入ったうちの娘ですが、かなりメンタル的に来ているようです。
昨晩も家に帰ってきたのですが、しょげている娘を家族で元気付け、少しでも娘のストレスを和らげるようにしました。
ミシュラン一つ星をとっているお店なので、娘もかなり厳しく指導されているようです。怒鳴られることは当たり前のようです。
前にもこの欄でも書きましたが、厳しいのには理由があります。品質を確保しないと、店の存続に関わるからです。
少しでもミスをしたら、価格との釣り合いが取れなくなってしまいます。お客様は数万円のランチやディナーを対価で支払うのですから、完璧なサービスを求めます。当然です。ですから従業員がミスを絶対に起こさないよう、厳しく指導しなければならないし、普段からピリピリとした緊張感を保ち続けることを要求します。
なので、怒鳴らずに悠長に人を育てながら、従業員の自覚と成長を待つやり方は取れないのでしょう。
私も去年は、もう少し厳しくした方が良いのか、などと悩みました。結局私は自覚と成長に期待する方を選びました。
経営や管理に関与するのが私だけである現状では、離職されるとダメージが大きいこともあります。さらに、自分が圧迫や統制や管理が嫌で独立したのに、経営者になった途端、手のひらを返すようにメンバーに同じことを強いるのも人として一貫性がないと思うからです。
ですが時折、自分がやったほうが早いとか、なぜこうしないのか、と言いたくなる誘惑にも駆られます。
今も複数の案件が同時にいくつも走っています。スピードと品質を保つためには、強い言葉で指導したほうが良いのだろうか、と思う時もあります。
悩みは尽きませんが、オンラインで繋げっぱなしにするなどの施策をとり、どこがスピード遅れの原因なのか、それを解消するにはどうすればいいかを考えていこうと思います。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。