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6月11日 人前での登壇から得られる経験

6月11日ですね。


一昨日と昨日で、ちいクラのために山梨や甲府のさまざまな場所をお伺いし、多くの方とお話ししました。今回の訪問で、ちいクラの5名のプレゼンターの方が決まりました。

その方々に対してプレゼンの準備を進めてもらっています。


その過程を通して、こうした大きなイベントで発表してもらうことの意義について考えました。
大きなイベントいう意味では、先日大阪で参加したkintone hiveも同じです。

なぜ人は、ああいう大きな場で発表することに意欲を沸かせ、また、それを観覧しようと集う方を惹きつけるのでしょうか。


まず、承認欲求は確かにあります。
ただここで誤解してはいけないのは、よくSNSで炎上するような承認欲求とは違うことです。

ちいクラやkintone hiveのような場で発表する事は、自分を皆さんの前にさらけ出すことです。本名も出ますし、その場での立ち振る舞いがすべての方に見られます。
それはある意味ストレスであり、リスクであり試練です。

ですが、それらを受け入れてもなお、得難い経験と快感があります。
そこが匿名で手軽に承認欲求を得ようとするSNSの行いと違うところです。


ああいう場では、リアルに登壇することによる会場の反応が、大きな喝采や拍手によってダイレクトに得られます。
さらには、参加者から回答されるアンケートや懇親会等で直接いただける感想などもあります。
ちいクラもkintone hiveも、会場に見に行く方々は、人が何かを成し遂げようとする姿を見に行き、自分もその姿から良い影響を受けようとする方々です。


つまり、人前で登壇することによって、自らの経験や苦労が人のために役に立っている実感が得られるのです。
人のために役に立てる経験は、承認欲求を遥かに超えたより高次の感情です。
これも SNSでは得られにくいものです。


自分のやっていることに意味があるのか。
承認欲求はそれが自分の心の納得として蓄積されますが、会場で登壇して得られる反応は、自分の心を納得させるだけではなく、実際に客観的な波動/オーラとして帰ってきます。
自分のやってきたことに、今もこれからも過去も意味があったと会場の空気が一体となって肯定してくれる経験。

それがあるから、人々は登壇するのでしょう。
そしてそのような場の空気を味わいたいがゆえに、人々はこうしたイベントに参加するのかもしれません。


この体験は、コンサートや演劇を鑑賞してもある程度は得られますが、コンサートや演劇の場合、自分の体験が舞台上で同じように演じるための糧になることはあまりありません。

それに対して、ちいクラで発表した取り組みや、人前に立とうと思った勇気、kintone hiveで業務改善について話す内容は、日常で自分の参考になり、実践ができます。そこに大きな違いがあります。
だからこそ、人々はこうした場に参加するのでしょう。


ぜひ皆さんもこうした場に参加し、登壇者として一度経験してみると良いと思います。
こればかりは登壇してみないとわからない心の動きです。
私も自分が登壇するなんて考えた事はありませんでした。が、人前で登壇したことで、人生や心の持ち方が変わりましたから。

願わくば、今回、ちいクラに登壇してくださる方々が同じような体験と感動を得られますように。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。