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akuzume
2020年12月28日 01:12
「ふふ~ん、ふっふんふ~~ん♪ に~くにっくにっくにっくかーめら~♪」 フィールドに放たれたポニーのように、歌を口ずさんで、小踊りながら道を往くお肉仮面。今日は買い出しの日、人道的に屠畜され、衛生管理がちゃんとした工場で解体され、低温物流で運ばれ、店の冷蔵庫でズラーッと並んでいる鮮肉を想像するだけで、心がウキウキして止まらない!今日は何のお肉にしようかな?やはり王道に往くサーロインステーキ?冬
2020年12月25日 00:52
「ただいま〜」「アッ!父さんおかえりー!」 玄関に上がって間もなく、息子が駆けつけてきた。はにかむ顔、体は落ち着きがなく動いている。何を考えているか丸わかりよ。いつもは出迎えてくれないのに。現金な奴め。でもかわいいからいいや。僕はバッグから紙袋を取り出した。「はい、プレゼントね。メリークリスマス」「メリークリスマス!ありがとう!開けていい?」「どうぞ」 息子は仕留めたエサにありつ
2020年12月17日 23:00
電楽は死んだ。「ハァー……!ハァー……!ハァー……!」 そして今、お肉仮面は森を走っている。いったい何があったのか。 今日は天気がよく、お肉仮面はInstagramにアップする写真を撮るため、親友の電楽と共に山奥にやってきた。林道に車を停め、丁度いい茂みを見つけた2人は早速撮影に取り掛かった。茂みにしゃがんで、肩以上だけを出してお茶目なお肉仮面の愛くるしい仕草を見て、電楽もまたキュン