2020年4月の記事一覧
フットワーク、それが真のボクサーである証
「今日もお疲れ!随分上達したな」
「あざす!自分もそう思うんすよ!シュッシューッシュッ!」
ビルダーばりの美しい筋肉に覆われた黒人インストラクターに褒められて上機嫌になったアクズメはジャプ、フック、アッパーのコンビネーションをやって見せた。
「もう拳を極めた気分ですぜ!」
「ハハハ!様になってるな。その様子じゃあ、次の段階に入る準備ができたようだ」
「次の……段階?」
「そうだ。ボクシングは上半
風紀委員やっていたの話
高校二年、新学期。いつもお通りクラス幹部の選挙が行われた。
「えーじゃ、次は風紀委員を選びまーす。やりたいひとがいますかー」
「風紀委員なら軍師が適任だと思います!」
(ハァ?)
急にニックネームを呼ばれて、ボーとしていた俺が驚いて現実に引き戻された。
「いいね!絶対適任だと思う!顔怖いし!」
「無愛想だしきっと公正にやってくれる!」
同意するクラスメイトたち。いやいや、なに勝手に話を進
三月のすごい奴らGENESIS
おはよう。外出禁止令、首都ロックダウン、ソーシャルディスタンス。三月は以前大変だった。こんな時こそ、100%の愛と善意が必要。ひとの作品を紹介して徳を積み、免疫力を高めよう。聖火?俺の家で?危険だろうが。バスタブで消しておけ。
ニンジャスレイヤー222の結果発表だ。入賞した方々、おめでとうございます。なかにフォローしている連中が居て俺まで誇らしい気持ちになった。今年は往年のと比べて非文章の作品が
どんな奴が職業軍人になるか
新兵訓練が終わり、部隊配属されて間もなく、我ら装甲歩兵連隊は志願役の新兵が配属された。
俺が兵役を服していた時はまた教育は中学校卒業までだった。三人の志願兵は中卒直後志願したため、年はおよそ15、16ぐらい。とても若かった。平均が大卒の義務役とは6年以上が年齢差がある。
年齢差があれど、同じ時期で配属されたので、一緒に雑用をやることが多かった。では彼らのことを紹介していこう。
A君:天性爛漫