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【2023年版】スウェーデンワーホリビザ申請

こんにちは。Ukaです。
今回はずっと先延ばしにしていたスウェーデンワーホリビザの申請から入国するまでをまとめてみました。
私は約1年前の2023年1月にワーホリビザを申請し、同年6月1日からワーホリをしています。
スウェーデンのワーホリ自体、2019年に始まったものの様で、制度があまり整えられていなかったり、パンデミックを経て審査プロセスや時間が変わったりして私自身も混乱したことが多くありました。半分くらい、私の怒り成仏編みたいなところもありますが、これからスウェーデンワーホリをしたいと考えている方へ参考になればうれしいです。


申請前に必要なもの(申請条件)

まずはワーホリを申請する前に用意しなければならないもの(申請条件)があります。
・18~30歳であること
・パスポート
・銀行の預金残高証明(英訳)もしくは帰国時のフライトチケット
・海外旅行保険(これ大事!!!)
・志望動機(1000letters)
パスポートは、スウェーデンに滞在期間中に期限が切れないよう、有効期限に余裕のあるものを用意しましょう。
銀行残高は滞在初期費用を賄うことができる15,000krが必要となります。(日本円で170,000円くらい?)また、帰国用のチケットを購入せずに来る方は、航空券を買えるだけの資金を上乗せで必要になります。
海外旅行保険は私は最終的にstepinという会社を利用しました。友人に教えてもらった会社で、本籍はドイツにあるようですが、留学やワーホリの保険にも特化していて、日本語の対応もあります。実際に保険金を申請した際も割とすぐに返金手続きされました。
志望動機は1000wordではなく、1000lettersです!!!たしか、半角スペースも1letterとしてカウントされたと思います。なので、ほとんど書くことはできない印象(笑)

申請はすべてオンラインでできます。申請費用は私の時は無料でした。
Migrationsverketのウェブサイトに行き、「work in Sweden」→「Employed」→「special rules for certain occupations and citizens for certain countries」→「working holiday visa for young people」という順番で進めば、申請フォームが見つかると思います。
(または、ネットで「working holiday in sweden」とか検索しても出てくると思います。)

移民局との長い戦い、、、

私は申請してから滞在許可が下りるまで4か月半かかりました。(先日出会ったワーホリで来ていた日本の方も4か月程かかったようなので、最近のスタンダードなのかも)
私の情報源は基本的に友人とネットでした。色々と教えてくれた友人には本当に感謝です。
なぜなら移民局ウェブサイトに何も書いてないから!!!!!情報では1,2か月で許可が下りると聞いていましたが、念のためと思い申請時に約4か月先の日付(5/8)で申請しました。
しかし2か月待っても音沙汰もなく、その時にはもう退職もしていたし、待ちくたびれて何度かmigration officeにメールをしました。
1度目、2度目は門前払い。このメールでは何も答えられないと。
なので、現地にいた彼に電話もしてもらいました。するとそこでは「90日以内に何らかの結果が届くはずだから待ってほしい」と。とりあえず待つしかないので、その場は一旦諦めました。

さらに一か月経ち、4月になっても何も来ないので、そろそろやばいと思いもう一度メール。すると、


We are experiencing longer waiting times at present. Our case officers are doing their best to deliver decisions on time. The residence permit is granted for the time period preferred by the applicant and as stated at the application itself. With specific questions about the case you may eventually contact the administrative assistant…

アシスタントの方のメールアドレスをもらったので、またメール。彼女から来たメールはこちら。

Thank you for your email.
Your case has not been assigned to any case officer yet. We process all applications in order after income date to the Migration Board. Currently, the estimated waiting time for Working Holiday Visa is about 3,5 months from the date your application was submitted.

なんか待ち時間延びてるーーーー。
とりあえず4月末まで待ってみることにしましたが、それでもやはり何も連絡が来ないので、とにかく何か理由を付けてメールしてみた。
すると、アシスタントさんから「早ければ来週からあなたのapplicationの審査が始まるよ。」と連絡があり!!!
話の通り翌週にやっと審査が始まりました。この時点で4月26日。もう申請時の希望日5/8には間に合わないと諦めました(笑)

さあ、でもこれで終わらないのが私。申請していた保険に問題が発生します、、、。

海外旅行保険の落とし穴!?

新たな問題とは、海外旅行保険が適応できないということ!!
事前にネットや友人から情報を調べる中で、自分が加入している生命保険で申請ができるという話を聞きました。
今思えば、移民局に直接連絡すればよかった話なのですが、探しても探してもメールアドレスが見つからず、結局聞けませんでした。
カナダにワーホリに行った友人は、自分の生命保険を英文に書き換えて申請したという話も聞いたし、ネットにも、「スウェーデン移民局に問い合わせたら問題はないけど念のため海外旅行保険に別途加入した」という情報も。
自分の生命保険も調べたところ、海外でも医療保険も、損害保険もあるとのことで英文書類を申請しました。

ところが、申請が始まってからその保険がまず引っ掛かり、適応期間がビザ開始希望日と一致していないといけないということから、許可が下りませんでした。なので急いでstepinという保険会社と契約。ありがたいことに、2日程度で書類まですべて用意してもらうことができました。ビザ開始日は5/8を過ぎていたので、やむなく6/1に変更。フライトも変更しました。

ビザ申請最後の山場

保険を更新して1週間以内で、自宅に書類が届きました。許可が下りたのだとわくわくしていたら、『1か月以内に東京の大使館にパスポートを見せに来なさい』と。『毎週木曜日10時~11時の間の受付のみ。』と書かれた書類が、、、。え、これもまた聞いてた話と違う。情報では、郵便で書類が届いて、それをスウェーデンに渡航してから移民局に持っていくだけと聞いていて、寝耳に水状態。
しかもなにその超特定の受付日時!?笑
その時点でかなりやりとりにも疲れていて、イライラもしていたので爆発寸前(笑)みんながみんな、東京にいる訳じゃないんだぞと思いながら、渋々東京に行きました。その場の手続きは5分程度で終わり、そこでビザをもらえるわけでもなく、ただただ本当にパスポートを見せただけのようでした。

そして数日後、やっとやっとビザを獲得!!!!!!
本当に長い戦いでした。今ここにきて感じる事は、スウェーデンの行政手続きは本当に面倒くさい!!とにかく情報が少ない!違法入国をしようとする人を減らすためなのか、なんなのか、正しい情報がどこにも書いてない。移民局のサイトにさえも。だから結局ネットに頼るしかなくて、その情報も古かったりすると状況が変わっていたりするから、本当に難しい。

これはあくまで私の2023年1月~5月にかけての出来事ですので、また状況が変わっている事もあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

次回はcordintion numberの申請や、銀行口座の開設方法などもシェアしたいと思います。

長い投稿を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!



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