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五日ぶりだろうか。久しぶりに日記を書こうと思うと何を書こうか迷う。
いや多分毎日書いていても迷ってしまうのだろうが。
最近は正直余裕がない。
朝は七時起き、時々それより早起き。よくわからない人間関係の波を泳ぐ学校を終えれば体育祭のためのダンス練習に明け暮れる。
ご飯を食べたい時間に食べられないからこそ僕は最近食欲が消え失せている。
少し前にある人物と物書きについて議論し、色々な意見をもらったのだが僕は今絶賛何のアイデアも浮かんで来ないキャンペーン開催中である。
アイデアが浮かばないというよりは、アイデアを整理できないと言った方が適切かもしれない。
アイデアは滝のように流れ、何を書きたいのか、何を表現したいのか。その大体は脳みその中を浮遊しているわけであるが、それが故少しの文章でアイデアを全て注ぎ込んでしまいたくなる衝動に駆られている。
僕は今或小説を書こうと思っている
主人公は不感症の男性で、恋愛というものをただの世界の一部である要素として認識していただけの人間であり、そこで或る女と出会う。
その女は天性の美貌と財力に恵まれた女ではあるが、愛というものを信じていない。若い頃から親に縛られ、自分の気持ちを隠していた彼女にとって愛というものは信じる物に値していない。
しかし二人が出会った時、そこには既成の愛を捨てた人口の愛を創造する二人が現れる。
そんな物語を書こうとこのタブレットと睨めっこしているわけだが一向に物語が進まない。最悪である。
そんなことを書いているうちにどうやら僕の同居人が彼女と今日の夜に電話を始めるという情報が耳を通る。
またか。
最悪である。
ただでさえ余裕がない僕の睡眠を妨害する行為をするこのリア充という生き物には失望という感情が浮かんでくる。
本当にどうなっているんだ。
僕はただ睡眠をとりたいだけでなのに。三度目ではあるが最悪である。
僕が夜の零時にイアフォンを両耳につけて苛立っている姿が安易に想像できる。
なぜヘルスサイエンスがあった日に限って電話するのだろうか。
よく分からない。
ああ。
ため息が漏れる。
ラブコールを後ろではじめられてしまっては小説を嗜むこともできない。
うーん。
何を言おうか。本当にやる気がなくなってきた。
明日は或先生と軽音部について話す。よく分からない老害ムーブをかます彼と話すのは気が引けるが、やらなければいけないことなので辛い。
彼は自分の意見を変えない典型な若者をダメにするタイプの人間だったという記憶がある。本当にやる気が出ない。
最近忙しいからギターを練習できないという奴がいるが、その理論でいけばどうやら僕は忙しさを超えて暇の領域まで入っているらしい。
大体、時間の使い方が下手なんじゃないかと思う。
適当に座って同居人とスマブラをしている暇があるなら少しでも勉強をしたらどうか。
そうすれば或程度の時間は作れるのではないか。
人それぞれという言葉があるがそんなことは今はどうでもいい。
正直言いたいことは山々あるが仕方がない。
これくらいにしよう。
それでは
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