見出し画像

IWAKURA’S PRIDEとそれぞれの事情…今週の『舞いあがれ!』

東大阪市と長崎県・五島列島を舞台に、空高く飛びたいと夢見る舞(浅田芭路さん→福原遥さん)が、パイロットになるべく努力を重ね、やがて夢の飛行機作りに情熱を燃やす朝ドラ『舞いあがれ!』の第13週「向かい風の中で」。

舞の父・浩太(高橋克典さん)の入院の知らせを受けて、急遽大阪に帰ることになった舞。朝陽(又野暁仁さん)らに見送られながら、五島をたち、病院に着くと、案外浩太は元気そうで、胃潰瘍のため一週間入院と知らされ。偶然なのか、久留美(山下美月さん)が勤める病院でした。

珍しく兄・悠人(横山裕さん)が見舞いに来るも塩対応。浩太の会社が苦境にあるにも関わらず「リーマンショックも俺にとったら絶好の稼ぎ時やったわ」「ちゃんとしてるところは生き残る、そんだけの話やろ」と言い放ち。その後、舞が改めて悠人に浩太の会社の危機を訴えるのですが…。

浩太が病院を退院、会社に復帰した火曜日。経営難は変わらず、ついにパートの女性3人をリストラすることに。穴埋めに舞が入ることになるのですが、簡単な仕事ではなく。退職の日、意地悪な女性たちかと思えば、実は仕事にプライドを持った、いい人たちだったというところが泣かせました。

それでも銀行側からはさらなる人員削減と、機械類の売却を求められた浩太。ベテラン職人・笠巻(古舘寛治さん)は、小さい工場時代の話で浩太を慰め。『あさイチ』朝ドラ受けも今年は最後。辛い状況が続く中でだけに、華丸大吉さんも残念そう。

社内がギスギスとした雰囲気となっていた水曜日。3人目の子供が生まれる章(葵揚さん)は好条件で引き抜きの誘いを受けていたものの、笠巻さんらに恩義を感じていて苦悩。笠巻は「俺なら断るが、お前は背負うものが違う」と章の判断に任せ。成熟した大人の対応。いいセリフですね。

営業先で頭を下げ続ける浩太が、ついに大口の仕事をGET!ここから巻き返そうとした矢先、工場に現れた悠人。「この工場なんぼになるやろか?」と売却を検討している様子。予告を見る限り、来週も厳しい展開が待っているようです。年内の放送はここまで。

来年の本放送は4日の水曜日から。その前に、3日には「お正月スペシャル」と題し、ヒロインや主な出演者による新年のご挨拶&今後の展開を紹介。舞の子供時代を演じた浅田芭路さんも出ます。お見逃しなく。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?