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ドラマ日記『どうする家康』(第36話)&『何曜日に生まれたの』(第7話)


今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第36話「於愛日記」。

家康は真田昌幸(佐藤浩市さん)から、北条に領地を渡す代わりに徳川の姫がほしいと頼まれる。忠勝(山田裕貴さん)の娘・稲(鳴海唯さん)を養女にして嫁がせようとするが、父娘ともに猛反対。そんな中、家康が探させていた武田の女を、元忠(音尾琢真さん)がかくまっていたことがわかる。

いつも笑顔の於愛(広瀬アリスさん)が、当初は「偽りの顔」であったことが明かされた今回。元忠が匿っていたのは、かつて武田の間者であった千代(古川琴音さん)。彼女もまた「偽りの顔」で生きてきた女性だけに、於愛には彼女の本心が分かり、家康に助言して二人は夫婦になることに。

一方、これまた本心を隠した「偽りの顔」で、秀吉(ムロツヨシさん)の側室となっていた茶々役で、北川景子さんが再登場。当初から予想はされていましたが、ちょっと演技が浮いていたかな。

ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活を送る無職の黒目すい(飯豊まりえさん)が、高校の同窓会の招待状が届いたことから始まる物語。先が読めない予測不能の衝撃作『何曜日に生まれたの』の第7話。

すいをはじめ同級生たちの中に存在したわだかまりは解消され、それぞれが新たな人生の一歩を踏み出そうとしていた。しかし温泉旅行から帰ってきたすいは、どこか不機嫌。そのワケは自分に好意を抱いていたはずの公文竜炎(溝端淳平さん)が突然、無関心となってしまったからだ。

瑞貴(若月佑美さん)と悠馬(井上祐貴さん)の離婚の真相が明らかに。育った家庭環境から、子供を産むことに否定的な瑞貴と、子供が大好きな悠馬。今も愛している悠馬のために、自分が浮気した体で悪女を演じ、身を引いていたのでした。

前回初登場したオレンジ髪の女性(白石聖さん)を恋人だと語った公文でしたが、実際には再婚した母と義父を刺し、その後自傷行為を繰り返していた妹・蕾でした。内田春菊さんの『ファザーファッカー』的な案件なのかなあ。蕾という名前も野島伸司さんらしい。

父・丈治(陣内孝則さん)のうっかりで、自分がずっと皆に盗聴されていたことを知ったすい。怒って家を飛び出しますが、10年前の記憶が蘇り…。高校時代のバイク事故で、助けを求めた車の運転手こそ、公文だったのです。おー、と思わず言ってしまった鳥肌展開。

余談①:ジャニーズとズブズブだったテレビ局が、掌返しなスポンサー同様に、恥ずかしげもなく自分たちを「正義」の方に寄せてくる今日この頃。ある種の芸能事務所に忖度して、独立した芸能人を干している現状は相変わらずなのでは?という記事です。

余談②:『あまちゃん』伝説の紅白回を課金してまた見ました。最高。紅白回までが『あまちゃん』です。


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