新ドラマ『正直不動産』『部長と社畜の恋はもどかしい』『奪い愛、高校教師』

ジャニーズ退所後も俳優として活躍している人は少なくありません。最近だと大河ドラマ『青天を衝け』で前半の準主役だった草彅剛さんや、『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜』で久しぶりの連ドラ主演を務めた香取慎吾さんなど。

とはいえ、『有閑倶楽部』に主演していた赤西仁さんや、『ごめんね青春!』など連ドラ主演の常連だった錦戸亮さんなど、個人で活動するアーティストに、地上波ドラマ主演のハードルは案外高いのかも知れません。

そんな中、昨年ジャニーズを退所した山下智久さんが、ドラマ『正直不動産』に主演決定。4月からNHK総合で放送されるそうです。共演に朝ドラ『舞いあがれ!』のヒロインに決定した福原遥さん。漫画原作で、脚本は『監察医朝顔』『ハコヅメ』の根本ノンジさんですから期待できそう。

“口八丁”のやり手の営業マン・永瀬財地(山下さん)。ある時、土地のたたりによって嘘が一切つけなくなり、正直さだけを武器に海千山千の不動産業界で悪戦苦闘。すべてを”ぶっちゃける“永瀬の営業は、果たしてこの世界で通用するか。家を売る人、そして求める人の痛快な人間ドラマ。

ドラマ情報解禁の記事で「初主演」を書かれる際、色んなバージョンがあります。単発ドラマに「初主演」に連ドラ「初主演」。さらに細かく民放連ドラ「初主演」やプライムタイム地上波ドラマ「初主演」。中にはフジテレビ連ドラ「初主演」とか、もういらない情報だろうと思ったりもして(笑)。

「まだこの人、主演していなかったの?」とうような実力派俳優が今期は目立ちました。片桐はいりさんは『東京放置食堂』で、北村有起哉さんは『ムショぼけ』で連ドラ初主演。江口のりこさんも『SUPER RICH』でプライムタイム連ドラ初主演でした。

そんな意外な女優の一人・中村ゆりかさんが、1月5日からスタートする『部長と社畜の恋はもどかしい』(#シャチ恋)で民放連ドラ初主演。志茂さんのマンガ原作によるラブコメで、脚本は『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』の川崎いづみさん。

OLの真由美(中村さん)は、毎日残業ばかりの社畜女子。新人歓迎会で堅物の堤司部長と言い争いになるも、酔った勢いで一線を超えてしまう。イメージと違い、優しい部長を好きになった真由美だが、部長からは「自分たちは大人だからわかるよな?」と言われてしまう、オフィスラブコメディー。

『紅白歌合戦』といえば演歌歌手にとって晴れ舞台。ベテラン・大御所たちの連続出場記録がたびたび話題になりましたが、北島三郎さんの勇退以降、流れが変わってきたようで、昨年で連続50回出場していた五木ひろしさんも今年は出ないとか。

連続で思い出されるのが観月ありささん。1992年『放課後』で連ドラ初主演以降、『ナースのお仕事』『鬼嫁』『斎藤さん』などの人気シリーズの主役として一世を風靡。最近はBSや配信作品に変わってきてはいますが、それでも今だ連続連ドラ主演を継続。

そんな観月さんが2021年末に4話連続放送される『奪い愛、高校教師』で再び連ドラ主演決定。土壇場に来て30年連続記録達成。タイトルでわかる通り、脚本は『奪い愛』シリーズの鈴木おさむさん。共演には大谷亮平さん・松本まりかさん・岡田奈々さん。

看護師の星野露子(観月さん)は、新しい街に引っ越してくることに。たまたま入ったカフェで、三太(大谷さん)と一緒にバイオリンとフルートでセッションをすることで運命を感じ、徐々に惹かれていくのだが…。三太を巡って、婚約者の女性教師(松本さん)・女子生徒(岡田さん)・その母親・露子が奪い愛を繰り広げる禁断のオリジナルストーリー。


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