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女優ノート『上戸彩さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2022年冬ドラマ『となりのチカラ』に出演する上戸彩さん。オスカープロモーション所属。夫はEXILEのHIROさん。

オスカー主催の「全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞して芸能界入りした上戸さん。同コンテストからは、米倉涼子さんや武井咲さん、剛力彩芽さんらも輩出していますが、いずれもグランプリではないところが面白いところ。

上戸さんが一躍注目を集めたのが、ドラマ『3年B組金八先生』の第6シリーズ。性自認は男性の女子生徒を演じ、「性同一性障害」という言葉が広まるきっかけともなりました。上戸さんの男装が逆に美少女ぶりを際立たせ。父親役の藤岡弘さんが、娘扱いの上戸さんの胸をもむという演出も話題に。

3年B組にやって来た二人の転入生、直(上戸さん)と政則(東新良和さん)が新たな波紋を投げかける。直は性同一性障害だったのだ。そして、桜中学の校長に金八と正反対の教育哲学を持つ人物(木場勝己さん)が赴任。さらに、坂本家では長男・幸作(佐野泰臣さん)の身に病魔が…。

ドラマの代表作と言えば『アテンションプリーズ』(2006年)や『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(2014年)ということになるでしょうが、ここは敢えて『エースをねらえ!』(2004年)を推したい。伝説のスポ根マンガを大真面目に実写化。内野聖陽さんの宗方仁が最高(笑)。

西高の入学式の日、テニスコートで華麗にプレーするお蝶夫人(松本莉緒さん)に魅せられて、岡ひろみ(上戸さん)はテニス部への入部を決意する。ひろみの腕前は、高校からテニスをはじめた初心組の中でも下位レベル。ところが、新任のコーチ・宗方は地区大会の選手としてひろみを抜擢する。

映画は『テルマエ・ロマエ』(2012年)も記憶に残りますが、やはり『あずみ』(2003年)でしょう。原作に比べると華奢な感じはしますが、なかなか凛々しい。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のオダギリジョーさんが、女装のヤバイ刺客役で出ています。

1600年代初頭、刺客として育てられた10人の若者たちは、爺(原田芳雄さん)の命令で、まず仲間同士で殺し合いを強いられ、勝ち残ったあずみ(上戸さん)ら5人は、徳川に反旗をひるがそうと企む浅野長政(伊武雅刀さん)や加藤清正(竹中直人さん)の暗殺の任を受けるが…。


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