新ドラマ『寂しい丘で狩りをする』&『復讐の未亡人』&『汝の名』ほか

復讐系のドラマというのも結構あって。『必殺仕事人』シリーズは時代劇ですが、『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐』とか、『ウロボロス~この愛こそ、正義。~』とか。『半沢直樹』も“倍返し”や父親(笑福亭鶴瓶さん)の件など、復讐要素もありますね。

もちろん、女性が復讐するパターンもあって、上野樹里さんの『アリスの棘』や、山口紗弥加さんの『ブラックスキャンダル』。最近ですと、萩原みのりさんの『RISKY』とか。

そんな女性が主人公の復讐ドラマ3作品が、テレビ東京で放送決定。まずは、倉科カナさんで4月期に放送される『寂しい丘で狩りをする』。倉科さんは『婚姻届に判を捺しただけですが』など、連ドラ出演が多いですが、主演は『奪い愛、冬』以来かな。

辻原登の同名小説が原作で、脚本は『死役所』の政地洋佑さんと、『スナック キズツキ』の今西祐子さん。監督は映画『神童』の萩生田宏治さん、ドラマ『相棒』シリーズの権野元さん、ドラマ『伊藤くん A to E』の毛利安孝さん。

男たちの身勝手な欲望により、身も心も傷付けられた2人の女性が、絶望から希望をつかむため、男たちへ立ち向かう衝撃のクライムサスペンス&社会派エンターテイメント。

続いては、松本若菜さん主演で7月期に放送される『復讐の未亡人』。松本さんというと、『仮面ライダー電王』や『コウノドリ2』、最近ですと『私の家政夫ナギサさん』や『イチケイのカラス』でも強い印象を残しましたが、意外にも本作が連ドラ初主演。

原作は黒澤Rさんの同名漫画。脚本は、共にフジテレビヤングシナリオ大賞受賞者の的場友見さんと阿久津朋子さん。演出は、ドラマ版『荒ぶる季節の乙女どもよ。』の井樫彩監督ほか。

愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探るため、別人になって会社に潜入。妖艶さと狂気を武器に、甘美でSexyな復讐を繰り広げるサスペンスドラマ。

最後は、山崎紘菜さんと北乃きいさんがダブル主演を務める『汝の名』が、4月5日からスタート。明野照葉さんの同名小説が原作で、脚本は『私の正しいお兄ちゃん』の河原瑶さん、『ハルとアオのお弁当箱』の鈴木裕那さん、『&美少女~NEXT GIRL meets Tokyo~』の丸山智さん。

勝ち組の姉(山崎さん)と負け組の妹(北乃さん)が、憎しみ合いながらも心の奥底で依存しあう…ひた隠しにされた感情の“負”が惜しげもなく散りばめられた新感覚ホラーサスペンス。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』初回では、源頼朝(大泉洋さん)のまさかの女装が話題となりましたが、男性が女性に扮する「女装ドラマ」というカテゴリーがWikipediaにもあります。

映画ならば、『彼らが本気で編む時は』の生田斗真さんや、『ミッドナイトスワン』の草彅剛さん。ドラマならば、『女子的生活』の志尊淳さんや、『海月姫』の瀬戸康史さん、『俺のスカート、どこ行った?』の古田新太さんなど。女装の理由はさまざまで、性的嗜好も色々(あるいは謎)。

松岡昌宏さん主演の『家政夫のミタゾノ』シリーズは、まさにこの「女装ドラマ」の代表格ですが、4月クールからシーズン5がスタート。Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さんは今回も続投。ヒロイン役は山本舞香さんに交代。脚本は、『半沢直樹』や朝ドラ『おちょやん』の八津弘幸さん。

女装した大柄な家政夫のミタゾノさんこと三田園薫(松岡さん)が、派遣された家庭の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“覗き見”ヒューマンドラマ。

余談:昨夜の『うたコン』は朝ドラ『カムカム』特集で、川栄李奈さんの前でAIさんが「アルデバラン」を歌っていて感動的でした。なお、一週間分テレビ欄で、『カムカム』は28日月曜以降の情報が空白。『あさイチ』プレミアムゲストも非公表。以上から推察すると、25日金曜に何かが“動く”。


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