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女優ノート『徳永えりさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『推しの王子様』『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』に出演する徳永えりさん。フラーム所属。

1988年生まれは女優の当たり年とか、黄金世代などと言われます。新垣結衣・戸田恵梨香・吉高由里子・榮倉奈々・大島優子・黒木メイサ・高梨臨・ 佐津川愛美・堀北真希・明日花キララ(ここまで敬称略)と人気女優がズラリ。徳永さんもその一人。

雑誌「ピチレモン」の専属モデルからスタートし、ドラマ『放課後。』(2004年)で女優デビュー。映画『フラガール』(2006年)では蒼井優さんの親友役で注目され、仲代達矢さん主演映画『春との旅』(2010年)では、日本映画批評家大賞新人女優賞などを受賞。

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“NHK御用達女優”という異名もある徳永さん。朝ドラでは、『梅ちゃん先生』(2012年)『わろてんか』(2017年)『エール』(2020年)で、いずれも重要な役回りを任されますが、やはり『あまちゃん』(2013年)における、「夏ばっぱ」(宮本信子さん)の若き日を演じた姿が印象的。傑作。

母・春子(小泉今日子さん)に連れられ、東京から初めて北三陸にやってきたヒロイン・天野アキ(能年玲奈さん)は、祖母・夏(宮本さん)と出会う。祖母に憧れて海女を目指すアキは、やがて地元アイドルに。ヒロインの笑顔が元気を届ける人情喜劇。

そんな徳永さんだけに、清楚で大人しいイメージもありますが、連ドラ初主演となった『恋のツキ』(2018年)では、渡辺大知・神尾楓珠・安藤政信(敬称略)の3人と大胆な濡れ場を演じ、新たな一面を見せました。名作。

人気コミックを徳永えり主演でドラマ化したラブストーリー。31歳のフリーター・平ワコ(徳永さん)は、同棲を始めて3年目に突入した彼氏(渡辺さん)とこのまま何ごともなく結婚すると思っていた。そんな時、ワコは超タイプの男の子(神尾さん)と出会い…。

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ゲスト出演ながら忘れられないのが、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(2020年)の第9話。徳永さんは、抗不安薬に依存する入院患者役を、鬼気迫る表情で演じ切りました。

萬津総合病院薬剤部に勤務する薬剤師・葵みどり(石原さとみさん)らは、医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“縁の下の力持ち”として患者のために奮闘。病院薬剤師たちのヒューマンドラマ。



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