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俳優ノート『玉木宏さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『極主夫道』に主演する玉木宏さん。

玉木さんというと、映画『ウォーターボーイズ』(2001年)で注目され、『のだめカンタービレ』(2006年)でブレイクし、朝ドラ『あさが来た』(2015年)で確固とした地位を築いた、いう感じでしょうか。

というわけで、メジャー過ぎる上記作品は避け、まずは映画『ROCKERS』(2003年)。陣内孝則さんの福岡時代のバンドを描いた自伝的作品。玉木さんはバンドメンバーで後に事故死するギターリストを演じています。

この作品は後にブレイクする俳優たちの宝庫で、玉木さんのほかに、中村俊介さん、岡田義徳さん、佐藤隆太さん、塚本高史さん、玉山鉄二さんらが出演。

陣内さん自身が監督という事もあり、その人脈を活かした脇役も豪華。 麻生祐未さん、小泉今日子さん、佐藤浩市さん、鈴木京香さん、中井貴一さん、松重豊さん、八嶋智人さん、神木隆之介さん、大杉漣さん、といった具合。

意外にラブストーリーのイメージがない玉木さんの、代表的恋愛映画が『ただ、君を愛してる』(2006年)。タイトルからしてド直球。

宮﨑あおいさんと共演した同作。映画の出来はともかく、宮崎さんが最高に可愛い、そして上手い。大塚愛さんの主題歌『恋愛写真』もドンピシャ。

最後はドラマ『あなたには帰る家がある』(2018年)。『あさが来た』のよき夫役から一転、浮気夫役をコミカルかつ悲哀を漂わせながら演じています。

脚本は大島里美さん。翌年『凪のお暇』、今年『おカネの切れ目が恋のはじまり』とTBSドラマ3連投。今乗っている脚本家のひとり。



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