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ドラマ日記『光る君へ』(第28話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第28話「一帝二后」。

年の暮れ、まひろは道長との子を出産。宣孝(佐々木蔵之介さん)は子を賢子と名付け、約束通り我が子として育て始める。一方、道長は入内させた娘の彰子(見上愛さん)を中宮にし、定子(高畑充希さん)と后を二人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいた。

『あさイチ』プレミアムトークに、朝ドラや大河ドラマの出演者が登場すると、物語から退場する傾向があると言われていますが、第28話が放送される前日の『土スタ』に、高畑さんと一条天皇役の塩野瑛久さんが出演したのは、まさにそうであったかと合点。

周囲の目論見の操り人形に見える彰子に自分を重ねる一条天皇でしたが、今だ「一帝二后」を決断できず。そんな天皇を説得した行成(渡辺大知さん)のシーンが今週の白眉。渡辺さんって、定期的にNHKに呼ばれる御用達俳優う。朝ドラ『まれ』は残念作でしたが、彼の歌唱シーンは良かったなあ。

花山天皇(本郷奏多さん)の時の忯子(井上咲楽さん)もそうでしたが、帝に寵愛され過ぎると身体がもたないというか、三度目の出産時に定子は亡くなってしまいました。道長を逆恨みする伊周(三浦翔平さん)。また余計なことをして、墓穴を掘りそうです。

余談:昨日の『あさイチ』プレミアムトーク、河合優実さん回は最高でした。『不適切にもほどがある!』『家族だから愛したんじゃなくて、
愛したのが家族だった』の映像も流れ。

既に出演が決まっている朝ドラ『あんぱん』の話題に触れなかったのは、主演の今田美桜さんサイドへの配慮なのかな。河合さんは今田さんの妹役ですが、話題性からいってもすでに超えてますからね。

どんな役にでもなれる河合さん。聡明さと卓越した演技力と共に、「美人過ぎない」という点が『燕は戻ってこない』の石橋静河さんとも共通。

すでに朝ドラ主演が決まっている橋本環奈さんや今田さんではなく、「ルッキズム」が問われるこれからの主流は、河合さんや石橋さんや杉咲花さんの時代なのかも。


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