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ドラマ日記『ONE DAY』(最終回)

逃亡犯・勝呂寺誠司(二宮和也さん)、報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀さん)、孤高のシェフ・立葵時生(大沢たかおさん)。聖夜、3人の人生が運命的に交錯する、謎と愛と奇跡の物語『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』の最終回。

誠司は『アネモネ』の2代目・笛花ミズキ(中川大志さん)と共に、メキシコの犯罪組織『ロス・クエルボ』に接触。取引を終えたミズキは、「あんたはここで終わりだ」と誠司に告げる。

「全てが嘘だったわけじゃない」と語る誠司を、撃てずにいたミズキ。そこに桔梗らテレビクルーが現れ生中継を始め、さらに警察も突入。ミズキを始め、犯罪組織のメンバーは全員逮捕されました。連行されるミズキと最後に会話を交わした誠司。もう二度と会うことはないのでしょう。

大スクープを取って、テレビ局に帰ってきた桔梗はスタッフ一同に称賛され、天敵であった社長(丸山智己さん)からは、改めてキャスターを打診されるも、桔梗はその座を立葵査子(福本莉子さん)に譲りました。

時生がメイン料理に謎の弁当を振る舞い、一応客が満足して帰る中、査子が桔梗を店に連れて来て、5年前に出会っていた時生と二人きりにするお膳立て。二人は食事の約束をするなど、今後の進展が予測される展開。『JIN-仁-』の二人は、別の世界線でカップルになると。

そして、最後に店に現れたのは誠司。5年も待たせた梅雨美に一歩一歩近づき。梅雨美の「ふざけんな×2」「別に待っていたわけじゃ…」からの、誠司無言ハグ、そして「ごめん」。予定調和ではあるけれど、これしかないよね。

終わりよければ全てよし!?とはいかないですが、脚本担当の徳永友一さんは、『警部補ダイマジン』の終わり方に比べれば、まだましだったかな。『グッド・ドクター』とか『ルパンの娘』シリーズなど、フジテレビ御用達ではあるものの、たいていの脚本家の常として当たりハズレはありますね。

余談:ドラマ日記では継続していませんでしたが、『あたりのキッチン!』も名作認定。桜田ひよりさんの代表作になりましたし、渡部篤郎さんも今回は良い人キャラがハマリ役でした。


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