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「角打ち」発祥の地 北九州ではしご酒

福岡市と北九州市。共に屋台で有名ですが、大きな違いはお酒の提供。北九州市の屋台は、おはぎはあってもお酒が出ません(持ち込みはOKな所も)。その代わりといってはなんですが、北九州市は「角打ち」発祥の地ともいわれ、市内の酒屋さんでお酒が飲める場所が、百数十軒あります。

2005年には「北九州角打ち文化研究会」も発足。北九州市役所も、観光資源として積極的に情報発信し、初心者や女性でも安心できるスポットとして、人気を集めています。というわけで、自分も行ったことがある「角打ち」酒屋さんを3軒ご紹介。

まずは松本人志さんもローカル番組で訪れた超有名店「平尾酒店」(小倉北区紺屋町)。店内で座って飲める場所と、立ち飲みコーナーがあるのでお好みで。名物はソーセージ玉ネギサラダ。ビールと日本酒を飲んでも、1000円でお釣りがくるぐらい激安。

次は旦過市場の中にある、これまた有名店「赤壁酒店」(小倉北区魚町)。こちらは「平尾酒店」に比べるとクールな接客で、ビールは冷蔵庫から自分で取ってきます。日本酒も充実しているのが特徴。30分以内ルールなどがありますから注意しましょう。

最後は都心部から離れた、通好みの店「魚住酒店」(門司区清滝)。こじんまりした、いかにも町の酒屋さんの風情ですが、入ってみると意外に居心地がよく。ビールはここもセルフで、乾きものをつまみながら、レトロなポスターを眺めながらほろ酔い気分。至福。

福岡観光というと、どうしても福岡市周辺が注目されがちですが、実は北九州市にも面白いスポットがたくさんあります。


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