新ドラマ『石子と羽男』&『消し好き』&『君の花になる』

弁護士の補助業務を行うパラリーガルという職種は、ドラマ『SUITS/スーツ』や秋篠宮家長女・眞子さんの夫、小室圭さんの件もあって、広く知られるようになりました。

ドラマに登場するパラリーガル。いつ頃から出てきたのかちょっと調べてみると、『離婚弁護士』(2004年)で津川雅彦さんがパラリーガル役。その後も、『曲げられない女』(2010年)で菅野美穂さん、『グッドパートナー 無敵の弁護士』(2016年)で大倉孝二さんらが演じています。

そんなパラリーガルが登場するドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』が、7月期のTBS金曜ドラマ枠で放送されます。有村架純さんと中村倫也さんのW主演で、脚本は朝ドラ『とと姉ちゃん』やアニメ『TIGER & BUNNY』で知られる西田征史さん。

崖っぷちの東大卒パラリーガル・石子(有村さん)と、1回で司法試験に合格した高卒弁護士・羽男(中村さん)。“石羽コンビ”が誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む、異色のリーガル・エンターテイメント。

まだまだ話題にする朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。劇中劇として、オー・ヘンリーの『善女のパン』のシーンがあったことを覚えているでしょうか。いつも古いパンしか買わない男に、親切心でバターをつけたパンを渡したところ男は激怒。実は画家で、パンは消しゴム代わりだったという話。

鉛筆が誕生してから200年後の1770年、酸素の発見で有名なイギリスの化学者プリーストリーが、鉛筆の文字を天然ゴムで消せることを発見したそうです。日本に入ってきたのは明治。国産消しゴムが誕生したのはさらに遅く、昭和に入ってからとか。

『私の頭の中の消しゴム』という感動映画がかつてありましたが、消しゴムがタイトルに入る作品が再び。7月期のシンドラ枠で『消しゴムをくれた女子を好きになった。』が、なにわ男子の大橋和也さん主演で放送決定。同名原作を『町田くんの世界』の片岡翔さんが脚本化するそうです。

中学2年生の時、消しゴムを半分に割って福田悠(大橋さん)にくれたさとみ。一瞬にしてさとみに心奪われた福田の、実話に基づく、笑いあり、涙ありの13年間の青春ラブストーリー。

『A-Studio』という番組を昔はよく見ていてのですが、女性アシスタント制が廃止されてからすっかりご無沙汰。波瑠さんや森川葵さん、川栄李奈さんに上白石萌音さんなど、若手女優の登竜門的な面がありました。本田翼さんもその一人。

本田さんがアシスタントを務めたのが2012年。以降、女優業にも本格的に参入。『恋仲』などのヒロイン役を経て、『ゆうべはお楽しみでしたね』や『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』などの深夜ドラマでは主演も務めるようになりました。

そんな本田さんが、ついにTBS火曜ドラマ枠に主役で登場。10月期に放送の『君の花になる』がそれ。脚本は『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』や『恋せぬふたり』の吉田恵里香さんオリジナル。

ある出来事により挫折した元高校教師の仲町あす花(本田さん)が、崖っぷちのボーイズグループ7人の寮母となり、一緒にトップアーティストになる夢に向かっていく、胸キュン&成長物語。

蛇足:今日も午前中は『ちゅらさん』総集編第2部「ガジュマルの樹の下で」。朝ドラ屈指の名シーン再び。午後は『カムカムエヴリバディ』総集編が3時間!天気がいい日は、畑&庭仕事しなきゃいけないんだけどなあ…仕方ない、昼から酒飲むか(笑)。

追記:昨夜の『プロフェッショナル 仕事の流儀』小栗旬スペシャルも見応えがありました。「演技が下手」「中途半端」「メッキが剥がれる」「数年後、俳優として死ぬ」など、赤裸々な心情を明かしつつも、プロとして下準備を怠らない姿はなかなか他の番組では目にできないものでした。「NHKプラス」で5月10日まで配信中。




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