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履物に貴賤あり!?サンダル編

現在の『報道ステーション』の前身番組である『ニュースステーション』がスタートしたのが1985年10月。それまでバラエティ番組で活躍していた久米宏さんがメインキャスターを務めた、当時としては斬新な報道番組でした。

新しいニュース番組をブレイクさせるのは、やはり大きなニュース。番組開始早々の1986年2月、フィリピンのマルコス大統領の独裁政権を打倒したエドゥサ革命は連日報道され、番組視聴率は上昇。記憶に残るのは、マルコス一家が亡命後、宮殿に残されたイメルダ夫人の1060足もの靴。

セレブな方々は別にして、一般的な人たちはどれぐらい靴を所有しているでしょうか。あるアンケートによれば、女性は6~9足が37.5%で1位、男性は4~5足が40.2%で1位だそうです。

自分の場合、毎日交互に履く靴が3足。ブーツや体育館シューズなど、特別な時に履くもの、農作業用の長靴、サンダルなど家周りで使用する物など含めると、10数足といったところでしょうか。

子供の頃は成長期ですので、足のサイズもすぐ変りますから、一つの靴を履き潰すまで使用していましたが、中学生ぐらいになるとちょっとオシャレにも気を遣うようになり、当時でしたらコンバース・オールスターのハイカットが人気で、自分も持っていました。実は久留米で生産していたとか。

十代の頃の愛読雑誌「POPEYE」には、さまざまな靴が掲載されていて、憧れて色々試してみました。今では珍しくもないローファーですが、当時の田舎で履いている男子などおらず。ボタンダウンに紺ブレ、ホワイトジーンズを合わせて、コインローファーで東京の街を闊歩。

夏場ですと、デッキシューズも履いてました。海の男でも何でもないですし、ヨットにも船にも縁のない人生でしたが、履いているだけで気分が爽快になるという。

かつてのアメリカの先住民が履いていた一枚革のレザーシューズ・モカシンも不思議な魅力がありました。ハイヒール女子よりも、モカシン女子派だったなあ。

履いているだけでオシャレに見える靴がある一方、下に見られがちな履物もあります。それがサンダル。現在再放送中の朝ドラ『ひらり』でも、主人公と最悪の出会いを果たした医師(渡辺いっけいさん)は、愛用の履物から「便所サンダル」とあだ名(悪口)をつけられています。

昔の学校は、トイレを使用する際、サンダルに履き替えていましたが、今はどうなんでしょう?冬は寒いですし、なんだかいつも濡れていた印象もあるのですが…。

松任谷由実さんの名曲「DESTINY」もまた、サンダル=安いというイメージを作っているところがありますね。フラれた男を見返そうと頑張ってきた女性が、再会した時に限って履いていたのは…。高級サンダルもあるようですけどね。

追記①:二月も後半。2023年4月期の春ドラマ情報も次々解禁されていますが、中々記事にするまで追いつけず。「週刊新潮」が1月21日にスクープしていた、小芝風花さん主演『波よ聞いてくれ』も公式解禁。原作も傑作ながら、これまた最新刊に追いついていないなあ。

追記②:吉高由里子さん主演の来年の大河ドラマ『光る君へ』の第2次出演者発表が、NHK公式Twitterで続々発表中。『最愛』で吉高さんと共演した井浦新さんも、藤原道長(柄本佑さん)の兄・道隆役で出演されるようです。『ちゅらさん』の国仲涼子さん、『舞いあがれ!』の高杉真宙さんも。


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