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女優ノート『柴咲コウさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『35歳の少女』に主演する柴咲コウさん。

かつては日本でも米国でも、テレビドラマより映画の方が上という風潮もあり、映画俳優(女優)の方が格上と見られていましたが、最近はだいぶ薄まりました。

現在では、映画とドラマのどちらに重点を置くかは人それぞれ。両方にバランスよく出演し、なおかつ成功を収めている俳優は意外に少なく、柴咲さんはその一人。

まずは大ブレイクした映画『GO』(2001年)。在日韓国人三世の高校生(窪塚洋介さん)と恋に落ちる美少女を好演。映画賞を総なめにしました。今なお、そのメッセージが伝わる傑作。

ちなみに、監督は行定勲さんで、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)でも柴咲さんと組んで大ヒットさせました。映画は他にも『黄泉がえり』(2003年)、『メゾン・ド・ヒミコ』 (2005年)、『容疑者Xの献身』(2008)、『青天の霹靂』(2014年)など傑作、ヒット作多数。

ドラマではまず『GOOD LUCK!!』(2003年)。木村拓哉さんが国際線パイロット・新海を演じた大ヒット作。柴咲さんはヒロインのツンデレ整備士役で、新海と衝突しながら、いつしか恋に落ちる展開が最高。

最後は同じ2003年から始まった『Dr.コトー診療所』シリーズ。 離島にやってきたコトー先生(吉岡秀隆さん)に寄り添う看護師を演じました。医療ドラマの最高傑作の一つで、シリーズが進む中で、さらに柴咲さんの存在感が増していきます。

ドラマは他にも、『オレンジデイズ』(2004年)、『ガリレオ』(2007年)、『信長協奏曲』(2014年)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)と、名作&ヒット作多数。


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