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新ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』＆『自由な女神』＆『凋落ゲーム』

あく

清野菜名さんが出演したドラマを覚えていますか？一躍知名度を高めたのが、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』（2015年）。裏の顔があった警部補役で制服姿が似合っていました。この時に共演した生田斗真さんと結婚・出産されました。

『コウノドリ』（2015年）にも出ていましたが、あまり目立たず。『やすらぎの郷』（2017年）では、あの石坂浩二さんとキスシーンもあり。朝ドラ『半分、青い。』（2018年）ではメインキャストの一人でしたが、可哀想な最後でした。

当たり役といえば『今日から俺は‼』（2018年）の理子役。清野さんはアクション女優という側面もありますから、ピッタリな役でした。主演した『婚姻届に判を捺しただけですが』（2021年）は今ひとつでしたが、映画『キングダム2』（2022年）の羌瘣役はよかったです。

そんな清野さんが、ABCテレビが4月から新たに設ける全国ネットのドラマ枠（日曜夜10時）の第一弾『日曜の夜ぐらいは…』に主演することが決定。脚本は、朝ドラ『ひよっこ』の岡田惠和さんのオリジナル。

足の不自由な母と二人暮らしの岸田サチ（清野さん）、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性、祖母と工場勤務を続ける孫娘。3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たし…。友情を育む3人の出会いから始まる、笑いあり恋愛要素あり、セリフ量多めの会話劇。

タモリさんや松田聖子さん、博多華丸・大吉さんなど「福岡は芸能人が多い」と昔から言われていましたが（実際には人口の多い東京や大阪が圧倒的に多く、福岡は8位あたり）、近年は人気若手女優を多く輩出している印象があります。

昨年、『悪女』でドラマ初主演した今田美桜さん、『ファーストペンギン!』の主役ぶりが見事だった奈緒さん、『紅白歌合戦』の司会が絶賛された橋本環奈さん、監督業にも進出した池田エライザさん。三十代まで広げると、蒼井優さん、桜井ユキさん、山本美月さんらも。

そんな福岡出身女優の一人が井桁弘恵さん（25歳）。昨年『メンタル強め美女白川さん』で連ドラ初主演。3月4日スタートの『自由な女神 -バックステージ・イン・ニューヨーク-』で再び主人公を演じることに。

オーツカヒロキさんの漫画原作で、共演は武田真治さん。脚本は『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』の櫻井智也さんと、『ぼくは麻理のなか』『捨ててよ、安達さん。』の下田悠子さん。

自分のやりたいことを封印し、地元の工務店で働く25歳のサチ（井桁さん）。ドラァグクイーンのクールミント（武田さん）との出会いで人生が180度真逆に動き始める、三角関係あり、ファッションありの、ちょっとディープな上京物語。

兄弟揃って売れている俳優といいますと、昔ならば若山富三郎さんと勝新太郎さん、渡哲也さんと渡瀬恒彦さん、松方弘樹さんに目黒祐樹さん。近年ですと、松田龍平さんと松田翔太さん、柄本佑さんと柄本時生さんが有名ですかね。

今やトップ俳優となった菅田将暉さん、その弟の菅生新樹さんも、昨年から俳優として活動を始め、7月期の『初恋の悪魔』で地上波ドラマ初出演。署長（伊藤英明さん）の息子役で、重要な役を演じていました。

そんな菅田さんが主演を務める『凋落ゲーム』が、2月7日から放送開始。関東ローカルながら、TVerでも配信されるようです。共演に、水谷果穂・内藤秀一郎・那須ほほみ・丸山智己・森永悠希（敬称略）。脚本は、フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した北浦勝大さん。

人々の羨望を集めるインフルエンサーであり若手起業家の主人公（菅生さん）が、人には絶対に知られたくない出来事を撮影されたことから、何者かに脅迫され不可解なゲームに巻き込まれていく、先の読めない緊迫のノンストップエンターテインメントドラマ。


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