ドラマ日記『どうする家康』&『ブラッシュアップライフ』(第6話)
今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第6話「続・瀬名奪還作戦」。
本多正信(松山ケンイチさん)の奪還作戦は大失敗に終わり、今川氏真(溝端淳平さん)は元康に、降伏しなければ瀬名(有村架純さん)たちを皆殺しにすると通達した。一方、正信は今川家重臣を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換するという秘策を提案、元康は大胆な策にすべてを託す。
前回の失敗で亡くなった大鼠(千葉哲也さん)の娘・女大鼠(松本まりかさん)が超優秀。色仕掛けで、鵜殿長照(野間口徹さん)の上ノ郷城に易々と侵入。城下で死んだふりをしていた忍び仲間たちに合図を送ると、蘇るかのようなゾンビ演出で次々と城に攻め上り。
長照と二人の息子を生け捕りにするはずが、もはやこれまでと長照は即座に自害。二人の息子も追い詰められ、城から飛び降りて万事休すかと思いきや…作戦成功!
人質交換交渉のため、今川本陣に単身で石川数正(松重豊さん)が乗り込んだシーンが今週のハイライト。今川氏真(溝端淳平さん)の狂気と孤独、和正の胆力、巴(真矢ミキさん)の覚悟…人質交換成功!
今週もエンタメ作品として面白かったです。山田孝之さん演じる服部半蔵が今のところ陰キャラだけに、松本まりかさん演じる・女大鼠の登場が、今後も楽しみ。
地元の市役所で働く実家住まいの独身女性・近藤麻美33歳(安藤サクラさん)が、ある日突然、赤ん坊時代に逆戻り。麻美の〇周目の人生が始まるタイムリープヒューマンコメディ『ブラッシュアップライフ』の第6話。
ドラマ『ブラッシュアップライフ』の制作に追われる麻美の元を、福ちゃん(染谷将太さん)が訪ねて来る。今はフリーで音楽活動をしているが今後は俳優活動もしていきたいと売り込まれ…。撮影が順調に進む中、思わぬトラブルが発生!
序盤、「特別出演」や「友情出演」など、ドラマにおける番手問題という業界あるあるで引きつけ、麻美のプロデューサーデビュー作が、「船頭多くして船山に上る」の通り、原型を留めないというのも、ありがちな話なのでしょう。
出演俳優のアクシデントで、撮影スケジュール的にピンチ。売り込みに来てはいたけれど、絶対に使わないと思っていた福ちゃん(染谷将太さん)が、背格好がピッタリということで急遽起用され、番組の救世主に(笑)。
完成した第一話を、親友の夏希(夏帆さん)と美穂(木南晴夏さん)と一緒に自宅でリアル視聴しようと自宅へ急ぐ中、トラックが突っ込んできて麻美の人生3周目終了。車は凶器ですから、道路外でも油断なく。
4周目の生まれ変わり候補に示されたのはムラサキウニ。生物に上下はないですが、人間に近いか遠いかでいえば、進化的には遠のいている気も…。人間4周目は、遠回りせずガンガン突き進む麻美。結果、夏希やと美穂と距離ができてしまい…。次回は研究医。謎の女(水川あさみさん)の正体も!?
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