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ドラマ日記『どうする家康』(28話)&『VIVANT』(第2話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第28話「本能寺の変」。

信長(岡田准一さん)が本能寺へ入ったという知らせを受け、家康は堺へ向かう。堺の商人たちと手を結び、家康は信長を討った後の体制も盤石に整えていた。だが、そこにお市(北川景子さん)が現れる。

本能寺の変は「家康黒幕説」とここ数話匂わせてからの、従来通りの「明智光秀怨恨説」に終わりました。信長の唯一の心の友が家康であり、家康になら殺されてもいいと考え、手勢を少数にしていたところを、決断できない家康に代わって光秀が討ち取ったと。

信長の父・信秀(藤岡弘、さん)による教え(呪いの言葉)が、結局は信長を孤独な存在にし、破滅へと追いやったという構図は、武田信玄(阿部寛さん)と勝頼(眞栄田郷敦さん)の関係にも似て。

次回は家康の人生史上最大の危機ともいわれる「伊賀越え」。大河ドラマ『真田丸』では、家康役の内野聖陽さんが最高の表情で、コミカルに演じていました。

限界突破のアドベンチャードラマ『VIVANT』の第2話。

誤送金してしまった130億円を取り戻すべくバルカへやってきた乃木(堺雅人さん)は、爆破犯に間違えられ現地警察に追われる羽目に…。公安の刑事・野崎(阿部寛さん)、医師の薫(二階堂ふみさん)と共に、なんとか日本大使館へとたどり着いたのだが…。

現地の外務大臣に、乃木らを引き渡すよう要求された大使の西岡英子(檀れいさん)でしたが断固拒否。乃木らは非常用の地下トンネルを使って脱出を図りますが、そこには現地警察が。西岡の裏切りでした。

「VIVANT(ヴィヴァン)」という言葉は、現地語でヴィカン、最終的に日本語の「別班」にたどり着き、陸上自衛隊の非公然諜報部隊ではないかと野崎は推理。

二転三転あった後、死の砂漠「アド砂漠」をラクダに乗って、国外脱出を試みる乃木たち。しかし、ふと気が付くとラクダに乗っていたはずの薫の姿がなく…。いまだ登場しない、メインキャストのはずの松坂桃李さん。「別班」のメンバーなのか、それとも…。


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