見出し画像

俳優ノート『角田晃広さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』に出演する、お笑いトリオ東京03のボケ担当・角田晃広さん。

2009年の『キングオブコント』で優勝を果たした東京03(他に飯塚悟志さんと豊本明長さん)。お笑いはもちろん、俳優としても各々活躍。特に、飯塚さんは、大ヒットドラマ『半沢直樹』(2020年)にレギュラー出演したほか、CM3本が決まる等、プチブレイク中。

画像1

3人が出演していたドラマに『ウレロ☆』シリーズ(2011年~)があります。正確にはドラマとコントのハイブリッドのような作風。その世界観と面白さにハマって、しばらくシリーズを見まくってました。未見の方はぜひ。第三作『ウレロ☆未体験少女』(2014年)を挙げておきましょう。

看板アイドルUFIがブレイクし、順風満帆の川島プロダクション。社長の川島(劇団ひとりさん)は新たに支社を作り、社員も雇うと息巻くが、他のメンバーは不安げ。そんな中、マネージャー飯塚(飯塚さん)にずっと隠していたある秘密が発覚。それが川島プロを揺るがす事態になるとは…。

角田さん単独で記憶に残るのが『コウノドリ』(2015年)。レギュラー出演していた清野菜名さんの恋人役(後に結婚)で、売れないミュージシャンという設定。ちなみに、この二人は『半分、青い。』(2018年)でも共演。角田さんは、清野さんからキスされるという役得も。

とあるライブハウスでは、謎の天才ピアニストBABYがライブ演奏中。実はBABYの正体は、産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛さん)。ライブの最中に緊急の連絡が入ったため、サクラは病院へと急いだ。元気に無事に赤ちゃんが生まれてくること自体が奇跡の連続。リアルな産科医療の現場を描き出す。

画像2

画像3

タクシー運転手役で出演した大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺』(2019年)も傑作でしたが、同じ年に『これは経費で落ちません!』というもう一つのNHKドラマに出演。角田さんは営業部長役で、経理部長の吹越満さんとの掛け合いが最高でした。続編が待ち望まれる傑作。

石鹸メーカーの経理部に勤めるアラサー独身女子・森若沙名子(多部未華子さん)。日々回ってくる領収書や請求書を彼女が精査すると、経費に関わった人々のあやしい事実や悩める人生までもが見えてくる。恋に奥手な経理女子と彼女が見つけるワケありの人間模様をコミカルに描くオフィスドラマ!

画像4



この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?