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チームIWAKURAと悠人アシスト…今週の『舞いあがれ!』

東大阪市と長崎県・五島列島を舞台に、空高く飛びたいと夢見る舞(浅田芭路さん→福原遥さん)が、パイロットになるべく努力を重ね、やがて夢の飛行機作りに情熱を燃やす朝ドラ『舞いあがれ!』の第16週「母と私の挑戦」。

舞が航空会社の内定を辞退し、IWAKURAに入社し、営業を行うことになった月曜日。融資の返済期限が半年延ばせてもらったことから、社長となっためぐみ(永作博美さん)は営業に力を入れることに。しかし、一からネジを学ぼうとしていた舞に社員たちは冷ややかな目。

営業に苦戦する舞に、タイミングよく貴司(赤楚衛二さん)から「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」と短歌が書かれたハガキが届いた火曜日。歌人の俵万智さんも、Twitterでお墨付き。

ネジの勉強をしようと、舞がカフェ「ノーサイド」に入ると、久留美(山下美月さん)が、職場の医師・八神(中川大輔さん)とデート中。舞は二人が付き合っていることをはじめて知り、祝福。でもねえ、これって失恋フラグかも…。

舞の依頼で始まった笠巻(古舘寛治さん)のネジ講座に、社員が集まり始めるなど、明らかに潮目が変わってきた水曜日。めぐみは藤沢(榎田貴斗さん)が取ってきた仕事が、赤字を生んでいること気が付き、取引先と粘り強く交渉。いつの間にか、やり手社長になっていました。

一方、舞も営業先で頭を下げ続けるも結果が出ず。そんな時、断られた会社の森本(森本竜一さん)から、新規見積もり依頼の連絡が。早速、再び会社に向かった舞。そして、これまで度々舞に嫌味を言ってきた山田(大浦千佳さん)が、ホワイトボードの舞の欄に「営業!」と「!」付。デレました。

舞が本当に新規の仕事を取ってきたことがわかり、社員が沸き立った木曜日。試作品に取り掛かるも失敗。舞は転職した章(葵揚さん)に手伝ってくれないかと依頼。章は今の職場の了承を取り、無償で協力。無事、試作品は成功。

一方、めぐみは工場を売却し、借金を返済、お金を払いながら工場を継続する決断を社員たちに説明。その売却先とは、めぐみの息子で、舞の兄でもある悠人(横山裕さん)でした。ついに来ましたね。母と娘だけでの工場再建ではなく、最後の一押しに悠人を加わらせる、いい着地点でした。

試作品の成功により、大量発注を受けた金曜日。それに伴い、従業員を一人増やすというめぐみ。現れたのは章でした。先方の会社も、よく手放してくれました。

五島から貴司が東大阪に帰ってきた夜。幼馴染の舞と久留美と共に飲み会をしていると、貴司の母・雪乃(くわばたりえさん)が、貴司の短歌が新聞掲載されたことを嬉しそうに語り。

そこにひょっこり現れたのが、貴司たちが子供時代に集っていた古本屋「デラシネ」の主人・八木巌(又吉直樹さん)。新聞片手に「心にすっと溶け込む歌、作れるようになったやんか」と貴司を褒め。さらに、「お前に任すことにした」とデラシネの鍵を貴司に預け去って行きました。

予告編では4年後。「航空機産業参入」とある事から、舞の亡父・浩太(高橋克典さん)の夢でもあった飛行機(の部品)づくりへ。舞と貴司は付き合っているのか、久留美は交際が順調で結婚するのか、気になりますね。

以下ネタバレあります。

「舞はもうパイロットにならないのか?」「パイロット―ルートはどうなった?」という話もよく聞きますが、本作の制作情報が解禁された時に、その答えはもう発表されています。

本物のパイロットになるべく努力を重ねる舞だが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けるのだった。2つの故郷である東大阪と五島。舞は、やがて新しい形で空への夢を見つけていく。それは仲間たちの力を集め、島を行き来できる電動小型飛行機を飛ばすこと。夢の飛行機作りに情熱を燃やす仲間たちと共に、舞の夢は、みんなの夢をのせた新しい翼となって大空へ飛び立つ。

そもそも、舞の空(と飛行機)への関心の変遷を辿ると、ばらもん凧揚げ→模型飛行機づくり→人力飛行機制作・パイロット代役→航空学校卒業→IWAKURA営業→航空機産業参入と、ものづくりが原点にありました。

手が器用なリケジョ女子という設定でしたし、父の夢をかなえるという意味でも、飛行機をつくるのでしょう。試作飛行機のテストパイロットを舞がやるのかどうかはまだわかりませんが。

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