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ドラマ日記『silent』(第7話)

高校時代、本気で愛するも別れてしまった紬(川口春奈さん)と想(目黒蓮さん)が、8年の時を経て偶然の再会、寄り添いながら現実を乗り越えていくラブストーリー『silent』の第7話。

想は、奈々(夏帆さん)が泣いていたのは自分自身に原因があると感じていた。そのことで紬に心配をかけまいと「紬とは関係ない」と線を引くが、紬はそんな想の態度に壁を感じてしまう。

第6話で想の恋愛感情は自分にはなく、紬の方にあるのだと思い知った奈々は、気持ちを整理するため、想に借りていた本を返しに行き、「振らなくていいよ。振った側って悪者みたいになるでしょ?勝手に好きになられただけなのに。想くんは今までもこれからもずっと友達」と、完璧なフラれ方。

一方、奈々のことがやはり気になる紬は、直接会いに行き、「今の佐倉くんがいるのは奈々さんのおかげ」と自分の気持ちを伝えると共に、想の想いも代弁。奈々は「手話下手くそだね」と言いつつ、紬と距離が縮まり、想の読んでいる本が難しいと互いに愚痴!?も。

図書館で想と再会した奈々。紬と二人で会った内容が気になる想に、「穏やかだった」と前置きした上で、「この前、プレゼント使い回された気分って言っちゃった。私が想くんに教えた手話が、あの子に伝わっていくの。でも今は、おすそ分けしたって気持ち」と、今回も言葉のチョイスが絶妙。

終盤、ついに紬が想を家に誘い、想が紬の手掴みから&紬の声に出した(聴こえていない?)“好き”、そしてハグ。やっとここまで来ましたが、なんと第8話はサッカーW杯のため一週延期。いい流れ出来ているのに、もったいないと思うのは、サッカーに興味なしのドラマファンだからなのでしょう。

そんな『silent』ファンに朗報と思われた朝ドラ『舞いあがれ!』への目黒さんの出演でしたが、脚本家が桑原亮子さんから、嶋田うれ葉さんにバトンタッチ。作風ががらりと変わり、今のところ賛否両論。前作『ちむどんどん』に引き続き「#舞いあがれ反省会」タグがトレンド入り。

最後は本当の朗報。オリコンのドラマ満足度調査で『silent』が“100Pt満点”を獲得。フジテレビとしては山下智久さん主演の『コード・ブルー』以来の快挙だそうです。

追記:今日の『舞いあがれ!』は、さらなるドタバタ劇。食べ物を粗末にする脚本・演出は危険信号。これまで等速視聴でじっくり鑑賞してきた作品ですが、航空学校編は倍速視聴になるかも知れないなと思いつつ…今週は我慢。

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