ドラマ日記『未来への10カウント』(第5話)&『17才の帝国』(第2話)

生きる希望を失った、元高校ボクシング4冠の桐沢祥吾(木村拓哉さん)が、高校ボクシング部のコーチに就任したことで、徐々に熱を取り戻す、青春スポーツ・エンターテイメント『未来への10カウント』の第5話。波瑠さん再登場で、折原(満島ひかりさん)とWヒロインの様相。

インターハイ予選で強豪・京明高校に負けたことで、桐沢はコーチを解任されてしまう!そんな中、弱小ボクシング部にエース候補⁉ボクシング経験のある転校生・西条(村上虹郎さん)が入部。凄腕かつ生意気な西条の出現で、ボクシング部には不穏な空気が…。

一旦は解任された桐沢でしたが、折原らの働きもあって、あっさり復職。江戸川(櫻井海音さん)をカツアゲしている半グレらを、桐沢が倒す見せ場も。西条は意外にも最後はいじられキャラとなっており、『カムカムエヴリバディ』がすでに懐かしい。

ラスト、ピザの配達先に桐沢の亡き妻・史織(波瑠さん)にそっくりな女性が登場。考えてみれば、主役級の波瑠さんが亡き妻役だけで出演するのは不自然。一人二役で、折原との三角関係という流れになりそうです。

近未来の没落した日本で、AIを活用した実験都市プロジェクト、通称UA(ウーア)構想が始動。AIが都市の首相に選んだ17才の少年・真木亜蘭(神尾楓珠さん)らが、AIを駆使して改革を進めていく『17才の帝国』の第2話。

真木の改革に反発する前市長の保坂(田中泯さん)。真木は権威に屈せず、サチ(山田杏奈さん)と住民の声を聴き始める。その真木の姿勢に平(星野源さん)は魅かれていく。

新聞記者の山口(松本まりかさん)の記事により、真木の支持率が低下。若年層は支持するものの、高齢者層が不支持。世代間断絶もテーマ。市の職員削減が猛反発を受ける中、商店街の再開発計画問題にも着手。

平の助言もあり、市民と真木がチャットする中で、自分がヤングケアラ―だった経験を赤裸々に話すことで、住民らの心をつかみ、支持率急上昇。にしても、「ユキ」が気になりますね。

余談:朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の伴虚無蔵役が記憶に新しい、名優の松重豊さんが、NHKの相撲番組に出演したことが話題です。松重さんって、子供の頃は力士になりたかったというぐらいで、相撲への造詣も深いんですよね。「NHKプラス」で21日まで配信されています。


この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?