ドラマ日記『監察医 朝顔』(第5話)

法医学者の朝顔(上野樹里さん)と、その父で刑事の平(時任三郎さん)が、さまざまな事件と遺体に向かい合っていく、ヒューマンドラマ『監察医 朝顔』続編の第5話。桑原(風間俊介さん)が発砲する衝撃のラストに。

基本、事件パートと震災で行方不明の母関連パートの2部構成の本作。今回は、岩手を訪れていた朝顔が現地で解剖をすることに。同時に興雲大学法医学教室でも、別件の解剖が行われ…というストーリー。

介護していた母親への殺害疑惑が浮上した娘(池津祥子さん)でしたが、朝顔の解剖の結果は意外なもので…池津さんと上野さんの名演!この二人、『グッド・ドクター』(2018年)では同じ職場だったんですよね。ちなみに、池津さんは『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)のジェシーです。

前回、不倫疑惑が浮上していた桑原が、ミニスカ聖奈(中村里帆さん)と会うシーンも。平からの「色々気をつけろ」という言葉がフラグとなって、終盤、発泡。星奈が倒れたのは、桑原の発砲のせいなのか、もう一人いたと思われる人物のせいなのか?

岩手パートでは、祖父の浩之(柄本明さん)が、母(石田ひかりさん)の手袋が落ちていた近くで見付けた歯を朝顔に見せ、「俺が死ぬまで、調べるのを待ってくれ」と頭を下げる切ない展開。浩之・朝顔・平と、親族間でも、受け止め方はそれぞれ違うことを示した場面でした。


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