ドラマ日記『青のSP』(第5話)&『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(第5話)

公立中学校に試験導入された、学校内警察の刑事・嶋田隆平(藤原竜也さん)の活躍を描く『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』の第5話。学校外での本格的アクションシーンが登場。

男子バスケ部で、アレン徳永(川村ジーモン凜一朗さん)が、市原健太(奧智哉さん)と西田雄一(池田優斗さん)からいじめられていることが発覚。しかし、アレンは大ごとにしたくない様子。そんな中、市原が帰宅途中に何者かに襲われる事件が発生し…というストーリー。

アフリカ系ハーフのアレンが、部活スタメンを巡っていじめを受ける序盤からスタートし、中盤からはアレンと近い関係にある外国人半グレ集団が絡む展開。外国人子弟の不就学数の増加や、外国人半グレ集団の乱立などの社会問題を絡めたかったんでしょうけどね…。

半グレというには生易しい連中でしたし、酷い仕打ちをした西田をあっさり許すアレンという友情展開など、今回は全体にぬるい脚本。とはいえ、嶋田と三枝(山田裕貴さん)のアクションシーンは見応えがありました。

亡くなった音楽教師・小川(明日海りおさん)が嶋田の元恋人であることが確定。その死の真相のカギを握る人物・岡部(遠藤雄弥さん)も見つかり、いよいよ後半戦に突入。ちなみに、遠藤さんは、朝ドラ『ちゅらさん』の序盤で、小浜島にやってきて亡くなる兄・和也くん役です。

続いて、ファッション雑誌編集部を舞台に、平凡女子・奈未(上白石萌音さん)の奮闘と成長を描く、お仕事&ラブコメディー『オー!マイ・ボス!恋は別冊で(ボス恋)』第5話。倉科カナさんが可愛すぎました。

仕事にやる気を出す奈未は、社内報の記事を書きたいと言い、ヴァイオリニスト蓮見理緒(倉科カナさん)の対談企画の手伝いもすることに。しかし、潤之介(玉森裕太)との恋にうつつを抜かしている奈未は、トラブルを起こしてしまい…というストーリー。

冒頭から、潤之助が奈未の部屋で脱いでからの寝落ちという、今週もベタ&玉森推しでスタートしましたが、ヒロインがかすむ危険性すらある倉科カナさんの登場や、中沢(間宮祥太朗さん)と奈未の接近で、ちょっと大人な雰囲気も出てきて、見やすくなりました。

「知らないこと知りたいから、みんなページをめくるんでしょ?」「それぞれ抱えられる量が決まってるから、どれを持ってどれを持たないか決めるしかない。あとは持ち方を工夫するか」「バカにするような仕事にこそ仕事の本質がある」「雑用にこそ、仕事の本質がある」などの名言も。

麗子(菜々緒さん)の宇賀神(ユースケ・サンタマリアさん)への好意も確定の上に、来週は細田善彦さんも登場で、複雑な恋愛模様になりそうです。


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