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ドラマ日記『大豆田とわ子と三人の元夫』(第9話)&『着飾る恋』(第8話)

建設会社社長で、バツ3のとわ子(松たか子さん)が、元夫3人が持ち込むトラブルに振り回されながらも奮闘する、ロマンティックコメディ『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』の第9話。八作(松田龍平さん)との妄想結婚生活シーンが最高でした。

とわ子と心を通わせる大史(オダギリジョーさん)は、マレーシアの会社に転職することを決断。現地では、建築士としてのとわ子の仕事も見込めることから、人生を共に生きるパートナーになってくれないかとプロポーズ。

大史のプロポーズに傾きかけたとわ子でしたが、ギリギリのところで留まり、断ることに。慎森(岡田将生さん)の必死の説得「とわ子は仕事をして恋愛をする人」がボディーブローのように効いたのか、八作のいう「欲しいものは自分で手に入れたい」とわ子の性格ゆえか。

かごめ(市川実日子さん)なのか、最近やたらと物音がするレストラン「オペレッタ」で、とわ子と八作が語り合いながらの妄想結婚生活シーンがかなりの厚み。結局、二人はかごめと共に「3人で生きていこうと」いう結論。なかなか意表を突く展開でした。

来週の最終回も予想がつかず楽しみですが、放送前枠が『2022FIFAワールドカップカタール アジア地区予選』のため、夜9時半からのイレギュラー放送。延長の場合は、10時ぐらいになるのかな。最終回なのに…。

続いては、価値観の違う人々が、ひとつ屋根の下で、さまざまな恋を繰り広げるラブストーリー『着飾る恋には理由があって(着飾る恋)』の第8話。

元カノの葉菜(山本千尋さん)と再会した駿(横浜流星さん)は動揺。真柴(川口春奈さん)は駿の元気のない様子が気になり声をかけるが、はぐらかされ不安は増すばかり…。そんな真柴の様子を見かねた祥吾(向井理さん)が動き出し、真柴と駿の関係に大きな変化をもたらすことに。

葉菜への贖罪の気持ちから、店を手伝うことになった駿。メニュー25品を覚えることを課せられ、祥吾への対抗心もあり、店に寝泊まりしながら寝食を忘れ奮闘。一時帰宅した際、不安を抱えながらの真柴へのハグが前半の見どころでしたが、それは終盤へのフリでした。

香子(夏川結衣さん)が、真柴と駿のために用意してくれた豪華ディナー。駿は予約客のために間に合わず。見かねた祥吾が代わりに真柴と行く展開。“すれ違い”という王道恋愛ドラマパターンをここでくり出してきましたか。携帯を普段使っていないという設定は、このためだったんですね。


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