ドラマ日記&『じゃない方の彼女』(第4話)&『古見さん』(最終回)

家族を愛する男・雅也(濱田岳さん)が、天然魔性系女子大生・怜子(山下美月さん)に振り回される不倫コメディ『じゃない方の彼女』の第4話。今週は新たなキスはなかったものの、回想キス多し。

怜子からの突然の行動に驚いた雅也は焦ってその場から逃げ出してしまう。その後、ちゃんと話をしようと大学で怜子を捜すも中々再会できず。大学で怜子が風邪を引いたという噂を聞き、雅也は驚きの行動にでて…。

前回、怜子に突然キスされた雅也。既婚者なので、一線を引かねばと思う反面、怜子の唇が忘れられず。「会えない時間が愛育てるのさ」という郷ひろみさんの「よろしく哀愁」の歌詞のごとく、建前とは別に、怜子の存在が確実に雅也の中で育っている模様。

怜子が高熱で臥せっていると聞いた雅也は、ついつい家まで行ってしまい、看護までして、妻の麗(小西真奈美さん)に嘘を重ねる結果に。どんな美人妻がいても、というやつですかね。

今日の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でダンスを披露していた濱田さん。実は、本ドラマのOPも出演者たちのダンスで始まります。今回は、劇中でもミュージカル風演出が見られました。

ごく普通の男子高校生・只野(増田貴久さん)とちょっと風変わりな女子高校生・古見(池田エライザさん)とのふれあいを描く『古見さんは、コミュ症です。』の最終回。只野が痛恨の“友チョコ”発言で、古見ふくれっ面。

只野を文化祭デートに誘いたいと思っている古見。それを知った万場木(吉川愛さん)は自分が取り付けた先約を取り消して古見の背中を押したが、古見はそれを素直に聞き入れない。口論になるふたりをよそに只野はメイド喫茶の準備にまい進。

万場木とメイドの練習に励んでいた古見でしたが、成瀬(城田優さん)の提案で、古見は座っているだけでいいことになりそうでしたが、只野が古見の気持ちを代弁(熱弁)。皆と同じようにメイドを務め、文化祭は大成功。池田さんのメイド姿は特筆&只野のメイド着用も。

時が過ぎ、バレンタインデー。友チョコをクラスメートにあげるほどになっていた古見でしたが、本命チョコをなかなか只野に渡せず。最後の最後、やっと手渡しするのですが、只野は“友チョコ”と勘違い。周囲の人たちの気持ちに敏感な只野ですが、恋愛に疎すぎるところが残念。

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の英語ナレも話題の城田さん。本ドラマでは、パリピ風にクラスメートを煽るシーンが秀逸。その後、只野に「友達はいらない」と強がりながら「知り合い」ならと連絡先を交換するギャップがいい。

9月6日スタートした同作。夏ドラマと秋ドラマの端境期なので、どちらに分類するかは悩ましいところですが、夏とすれば一番の傑作だったと思います。池田&増田さんの代表作にもなりました。


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