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ドラマ日記『100万回 言えばよかった』(最終回)

突然の死によって、運命が引き裂かれてしまった悠依(井上真央さん)と直木(佐藤健さん)。そして2人を繋ぐ唯一の存在である譲(松山ケンイチさん)。非情な運命に必死で抗い、奇跡を起こそうとする3人を描く“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー『100万回 言えばよかった』の最終回。

直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の元に、夢か幻か…姿を消した直木が現れる。一体どういうことかと混乱する悠依に、直木が告げたのは…。

ファンタジーラブストーリーと銘打ちながらも、直木の死を巡るミステリー展開で引っ張ってきた本作。前回、真相が判明し、直木を殺した英介(荒川良々さん)も逮捕されたことから、延長戦的な回となりました。

すでに火葬されている直木が、実際に触れられ、他の人にも見える実体のある人間として再登場する不思議さは、幽霊の弥生(菊地凛子さん)の前例をもってエクスキューズしているのでしょう。直木の口笛など、同作品がいくつか使っている独自設定。

思い残しがないように、様々な人たちと会う直木(と悠依)。最後は何度も「愛してる」の言葉を口にして、本当に消えてしまいました、口笛の名残を残して。

ファンタージーとは言われても、色々とトンデモ設定でしたし、脚本もちょっと取っ散らかってる感もありましたが、井上・佐藤・松山さんの演技力で最後まで完走できました。

余談:ドラマ本編放送は終わりましたが、『大奥』ファンミーティングの模様が、3月25日(土)の深夜25時~25時29分に放送されます。恐らくNHKプラスでも配信されるでしょうから、翌朝見ます。


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