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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第24話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第24話「変わらぬ人」。

源範頼(迫田孝也さん)と大姫(南沙良さん)の死が描かれた回。曽我事件で、頼朝の生死の情報が錯綜する中、範頼の取った振る舞いが大江広元(栗原英雄さん)により咎められ、範頼は修善寺に幽閉されることに。

一方、許嫁だった生前の源義高(市川染五郎さん)を知る巴御前(秋元才加さん)に会った大姫は、入内を決意するのですが、丹後局(鈴木京香さん)の嫌がらせに耐え切れず病に。そして、死…。さらに、範頼の呪詛を疑った頼朝は、善児(梶原善さん)を使って、死…。

最後まで良い人だった範頼。最後まで義高に殉じた大姫。変わらぬ二人。対比的に、比企尼(草笛光子さん)にその変貌ぶりを諫められた頼朝。義時含め、悪魔に魂を売ってでも変わらなければ生き残れなかった時代。「いい人から先に逝く」は一面の真理ではありますが、頼朝の先に待つものは…。

余談:非公式ながら、『Dr.コトー診療所』が映画化されるとか。大好きな作品だけに、嬉しい限り。メインキャストの漁師・原剛利(時任三郎さん)の息子・洋役の富岡涼さんは、今は芸能活動をしていないようですが、どうなるんだろう!?


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