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カメラは磨く!?『ブラタモリ』歴代アナ

「カメラは磨く」と言ったのは、記憶がたしかならビートたけしさん。どんなに垢抜けない人物でも、テレビに出るようになると、それなりに洗練されてくるという意味で、たけし軍団の松尾伴内さんに対し「お前は磨かれずに、削られたな」というオチ。

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第一シリーズからするともう10年以上続く、NHKの人気番組『ブラタモリ』。タモリさんが各地を散歩しながら、街並みや地形に残る歴史の痕跡を辿っていくもので、専門家も登場しますが、地質学など博識かつマニアックなタモリさんの独壇場だったりします。

当初は江戸(東京)を中心とした地域限定でしたが、タモリさんが帯番組の『笑っていいとも!』を終えた翌年の第4シリーズからは全国へ。それまでのアシスタントは久保田祐佳アナウンサー。上品かつ天然で、ブラタモリアシスタントのひな型となりました。

第4シリーズ初代アシは、昨年の『紅白』司会を担当するなど、NHKの顔になりつつある桑子真帆さん。『ワラッチャオ!』の初代お姉さんとして、注目されていましたが、当時は長野放送局→広島放送局と地方を回っている時代。ライバル和久田麻由子アナがすぐに東京に呼び戻されたのとは対照的。

恐らく、歴代アシの中でタモリさんが最も気に入っていた桑子アナ。“おやじキラー”ともいわれますが、この頃はまだ垢抜けない感じで、そこがまた好感度を上げてたんでしょうけどね。ロケ先では、長野時代を知る見知らぬおばさんから、「(昔は)イモ姉ちゃんだと思ってた」と言われたことも。

次のアシは、現在『あさイチ』のMCを務める近江友里恵アナ。最近はすっかり綺麗になったと評判ですが、『ブラタモリ』時代は垢抜けなくて。タモリさんと二人歩くと、お爺ちゃんと孫といった風情。

近江アナの後継者となったのは、同じ福岡放送局から抜擢された林田理沙アナ。東京芸術大学出身で、絶対音感を持つお嬢様。彼女の場合は、最初からある程度洗練されていた印象。歴代アシの中では一番人気かも(意見には個人差があります)。

現在の担当は、札幌放送局からやってきた浅野里香アナ。例の感染症の影響で、まだロケ回数は少な目。聖心女子大学出身ではありますが、体育会系っぽい感じがします。とりあえず、地質学には興味がなさそう(笑)

和久田アナのように最初から洗練、完成した人もいいのですが、「カメラは磨く」と信じて、垢抜けないアナウンサーの変貌ぶりを見守るのも楽しいものです。

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