ドラマ日記『恐怖新聞』（最終回）

ハッピーエンドはあまりないホラー作品。それでも、登場人物に何かしらの救いを求めてしまいがちですが、『恐怖新聞』の最終回は、そして誰もいなくなった的なバッドエンドでした。

恐怖新聞(1)

突っ込みどころ満載の新感覚ホラーとして話題を読んだ本作。最終回は主人公の詩弦（白石聖さん）が前半で死亡。後半は死後、恐怖新聞の配達員となった詩弦とその結末が描かれました。

年老いていく詩弦が、母親である歌子（黒木瞳さん）さんそっくりとなり、収監中の元恋人・勇介（佐藤大樹さん）に会いに行くというアイデアは秀逸。黒木さんの一人二役芝居も見事でした。

結局、篠崎（駿河太郎さん）・勇介・歌子と死んでいき、詩弦はあることが原因で地獄に落ちるバッドエンド。春海（福地桃子さん）だけが、アンケートを使った恐怖新聞拡散テロで生き延びた？

💥来ちゃったよ最終回💥

おはようございます。
ついに最終回ですね。

何を話してもネタバレになりそうなので、
言いたいけど言えません。 pic.twitter.com/StACww7RCv

— 『恐怖新聞』 毎週土曜よる11時40分〜オトナの土ドラ10/17～「さくらの親子丼」【公式】 (@tokaitv_dodra) October 9, 2020

ホラー初挑戦の白石さんでしたが、改めて演技力の高さをみせましたし、黒木さんもさすがの芝居。悪徳刑事役の駿河さんも、完全に父親の鶴瓶さんを超えた印象。

最初は添え物的な扱いだと思っていた、鬼形礼役の坂口涼太郎さんが、最後は全部持っていくとは。映画『ちはやふる』のヒョロ君だった坂口さん。今後、バイプレイヤーとして本格ブレイクしそうです。

詩弦の幼馴染役だった片山友希さんも強烈な印象を残しました。新ドラマ『だから私はメイクする』の第4話ではゲスト主演のようですから、こちらも要チェックです。

【ドラマパラビ】だから私はメイクする|テレビ東京