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女優ノート『倉科カナさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年秋ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが(ハンオシ)』&『らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜』&『命のバトン』に出演する倉科カナさん。ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)所属。

二階堂ふみ・橋本愛・土屋太鳳・黒島結菜・森田望智(敬称略)など、現在では人気女優を多数抱えるSMAですが、その端緒はオーディションで倉科さん採用したあたりから。その後、倉科さんは『ミスマガジン2006』でグランプリ受賞。2009年には、早くも朝ドラ『ウェルかめ』の主役に抜擢。

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最初に倉科さんを認識したのは、ドラマ『エリートヤンキー三郎』(2007年)。ヤンキーギャグマンガを、ぶっ飛んだ演出で見事に実写化した傑作。クセの強すぎるキャラクターだらけの中、一輪の花ともいうべきヒロイン役を好演。

気弱でおとなしい性格の三郎(石黒英雄さん)。悪名高い不良の兄のたために、高校に入学するや「エリートヤンキー」として生徒から崇められ、本人の気持ちとは裏腹に「三郎軍団総長」に祭り上げられてしまう。しかし、身の危険を感じた時、大河内一族で一番濃い血が、三郎を目覚めさせて…。

朝ドラ後は連ドラレギュラーに定着するも、主演は意外に少なく、『花のズボラ飯』(2012年)と『奪い愛、冬』(2017年)ぐらいでしょうか。特に後者は、共演の水野美紀さんらの怪演もあり、大きな話題を呼びました。

光(倉科さん)は恋人の康太(三浦翔平さん)にプロポーズされ、幸せを噛み締めていた。ところが突然、3年前に姿を消した元カレ・信(大谷亮平さん)が現れて…。“奪い合う"恋愛をスピーディー&スリリングに描写する、ドロドロしてるけどキュンとするノンストップの恋愛ドラマ。

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最後は、特撮のクオリティーの高さも絶賛されたドラマ『トクサツガガガ』(2019年)。倉科カナさんは、主人公(小芝風花さん)の特撮オタク友達役。連ドラ初主演の小芝さんを、木南晴夏さんらと共にしっかりと支えました。傑作。

特撮を愛する隠れオタクOLの葛藤や前向きに奮闘する姿を描いたコメディドラマ。幼少から特撮オタクであるOL・仲村叶(小芝さん)は、同僚にオタバレしないように生活していた。ある日彼女は特撮好きの小学生(寺田心さん)と仲良くなる。



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