ドラマ日記『ブルーモーメント』(第8話)
甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう主人公・晴原柑九朗(山下智久さん)らSDM本部(特別災害対策本部)メンバーが奮闘する物語『ブルーモーメント』の第8話。
「生きて」… 上野香澄(平岩紙さん)は呟き、晴原を庇って土石流に巻き込まれた。晴原が目を覚ますと、緊迫した空気が漂っていた。丸山ひかる(仁村紗和さん)は、5年前の関東南部豪雨で何があったのかを語り始めた。
犠牲者が出たことで、SDMの運用が一旦停止されて半年。打ちのめされた晴原はSDM再開には消極的で、他の研究に逃避。一方、雲田彩(出口夏希さん)はその間に気象予報士の資格を取得。晴原に替わって、ニュース番組で天気予報を伝えていたのですが、気になる兆候を見つけ…。
母を亡くした上に、自分を助けるために晴原の恋人・灯(本田翼さん)が命を落としたことを知った上野の息子・海斗(石塚陸翔さん)は、晴原の元を訪れ、悩みを打ち明けます。
晴原は同じ経験を経て、同じように悩む者として「苦しみは財産であり、それは人を強くする。だが、それに耐えられなくなった時には、大切な人に頼っていい。そして自分がその存在になる」と。海斗に言っているようで、自分に言い聞かせている晴原。
完全復活した晴原は雲田が気にしていた熱雷を調べ始めますが、プロデューサーの藤村四季(田中圭さん)は、次期総理候補の新島(伊藤英明さん)の出演が決まっているため、気象情報を挟むことに難色。しかし、晴原が正確に情報を読み切ったことで、藤村も腹をくくりました。
被害を最小限に抑えられた上、新島も理解を示してくれたことから、藤村もほっと一安心でしたが、園部大臣(舘ひろし)に降ってきた不祥事に対して新島もニヤリ!?SDMに最後に立ちはだかる壁になりそうです。
余談:昨夜も『燕は戻ってこない』第8話と、『くるり~誰が私と恋をした?~』最終回のダブルヘッダーという濃密な夜でした。そして、『くるり』出演の瀬戸康史さんが、地元の福岡県久留米市「聖マリア病院」で生まれたことを初めて知った朝。
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