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新ドラマ『科捜研の女 2022』&『一橋桐子の犯罪日記』

各局のテレビドラマ枠が被ると、どちらでリアルタイムで見るのか悩ましいものです。例えば、かつての金曜夜10時代。TBS金曜ドラマとNHKドラマ10が被っていて、2019年夏期はTBSが『凪のお暇』、NHK『これは経費で落ちません!』とどちらも傑作でした(現在はドラマ10は火曜日へ移動)。

一方、ドラマ枠がない時間帯というのもちょっと物足りないもので、火曜日・金曜日・土曜日の夜9時代が空白地帯。火曜夜9時代は、昨年まで関テレドラマを放送していましたが、『彼女はキレイだった』を最後に、月曜10時台に移動しました。

そんな火曜9時台に、テレビ朝日が10月からドラマ枠を新設。第一弾として『科捜研の女 2022』がスタート。沢口靖子さん主演で、1999年から続く長寿番組ですが、ブラッシュアップして生まれ変わるそうです。

科学捜査ミステリーの原点にして最高峰に君臨するドラマ。新たなステージにふさわしく、この秋、大胆に変貌。さらに高度な科学捜査を追求、よりスタイリッシュで、よりハイクオリティーな大人の科学ミステリー。

現在69歳の松坂慶子さんといえば、美人系女優の代表格として数々の作品に出演。主演ドラマの主題歌として、自身が歌った「愛の水中花」も大ヒット。『ザ・ベストテン』での妖艶な姿が記憶に残ります。

公私ともにさまざまな話題を呼んだ松坂さんですが、日本アカデミー賞を受賞した『蒲田行進曲』や、意地悪な叔母役だった『火垂るの墓』などを経て、近年は大河ドラマ『篤姫』の幾島役や、『スミカスミレ 45歳若返った女』での桐谷美玲さんとの二人一役が印象的。

そんな松坂さんが主演するドラマ『一橋桐子の犯罪日記』が10月から放送されます。原田ひ香さんの小説が原作で、脚本は『きょうの猫村さん』『おじさまと猫』のふじきみつ彦さん。

年金とバイト暮らしの一橋桐子(松坂さん)は、親友を病で亡くし、孤独死を心配する中、ある逮捕者の供述「楽になるため刑務所に入りたかった」に心奪われ、終の住みかを“刑務所”へと設定。「できるだけ人に迷惑をかけずに捕まる道」を模索し始める、切なくて笑える“終活青春グラフィティ”!


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