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ドラマ日記 『ユニコーンに乗って』&『ロマンス暴風域』(初回)

スタートアップ企業の若きCEO・成川佐奈(永野芽郁さん)が、中年サラリーマンの小鳥智志(西島秀俊さん)が転職してきたことがきっかけで、突如仕事と恋のトライアングルに巻き込まれていく、切ない大人の青春物語『ユニコーンに乗って』の初回。

成川佐奈は教育系アプリを手掛ける「ドリームポニー」のCEO。共同創設者の須崎功(杉野遥亮さん)が、現状を変えるため、即戦力となる人員の補充を佐奈に提案。ネットで求人募集をしたところ、面接にやってきたのが、中年サラリーマンの小鳥智志だった。

冒頭は成川と須崎が初めて出会うシーン。憧れの存在だった羽田(広末涼子さん)の講義を聴くため、学生でもないのに大学の教室に潜入。その言葉に感銘を受けます。

3年前に起業した成川たちでしたが、業績は頭打ちで、投資会社から危機感を持つよう言われ、即戦力を採用することに。「中年サラリーマン」という設定の小鳥ですが、銀行の支店長まで務めた人物というのはちょっと意外でした。

一旦は不採用になった小鳥と、「サイバーモバイル」の新CEOになっていた羽田のプロジェクトに応募するも落選した成川。図書館で偶然再会した二人。小鳥の言葉に奮起し、新しいアイデアを羽田にぶつけ、手応えを感じた羽田。結局、小鳥は採用されることになりました。ジョブズ小鳥(笑)。

初回として、話の流れは良かったと思いますし、キャスト陣の演技も安心して見ていられました。青山テルマさんは初演技だそうですが、堂々としたもの。ビジネス系の話が、今ひとつ身近に感じませんが、追々各キャラの背景が見えてくれば、その辺りも埋められるのかな。

高校の非正規美術講師・民生(渡辺大知さん)34歳が、非モテで人生どん詰まりの中、風俗店で出会ったせりか(工藤遥さん)に一目惚れする恋愛弱者のロマンス『ロマンス暴風域』の初回。

高校の非正規講師である民生は、非モテの自分から抜け出したいと婚活に励むも、非正規を理由に相手にされず……。さらに講師の仕事の契約終了が決定。自分を慰めるように入った風俗店で出会った風俗嬢・せりかに一目ぼれ。せりかに運命を感じた民生は、風俗店に通いはじめる。

初めて入った風俗店で、最初の女性に行為の後に言われたのが「外の女と中の女の区別がつかない内は、風俗店に来ない方がいい」。そして、次にであったのがせりか。風俗店で働く初日だというせりかに、運命を感じキス。

大学時代からの友人の理加(内田理央さん)に、運命の女性(せりか)の話をしてしまう民生。風俗嬢と恋愛をしてもいいわけですが、民生タイプは危うい。当然、理加は苦言。

外で会うことになった民生とせりかは動物園デート。雨の匂い=ぺトリコールを感じる田舎育ちのせりか。雨宿りのベンチで二人は…お金のない高校生かよ。そして、ラスト。別れ際にせりかから衝撃の一言。いやあ、なかなか面白いドラマが始まりました。


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