女優ノート『中村ゆりかさん』
気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『痴情の接吻』に出演する中村ゆりかさん。スターダストプロモーション所属。
台湾とのハーフで、中学1年生の時にスカウトで芸能界入りした中村さん。正統派の美少女ですが、まず印象に残ったのがドラマ『家族狩り』(2014年)。一見優等生ながら実は…という女子高生役を怪演。
認知症の父と、その介護に疲れた母とともに暮らす児童心理司・氷崎游子(松雪泰子さん)を中心に、高校教師・巣藤浚介(伊藤淳史さん)や警部補・馬見原光毅(遠藤憲一さん)らが登場。とある一家心中事件を発端に、3つの家族を通じて「家族とは何か」を見る者に強く問いかけていく。
知名度を高めといえば、やはり朝ドラ『まれ』(2017年)でしょうか。中村さんは、主人公(土屋太鳳さん)のパティシエの師匠(小日向文世さん)の長女役。血のつながらない兄(柳楽優弥さん)に恋心を抱いているといった役処。スピンオフドラマの一編では主演も演じました。
「地道にコツコツ」がモットーで夢嫌いのヒロイン・津村希(土屋太鳳さん)が、能登&横浜を舞台に、自分の原点だった「ケーキ職人」の夢を取り戻し、世界一のパティシエを目指し成長していく物語。
その後も、『ぼくは麻理のなか』『花にけだもの』(2017年)、『賭ケグルイ』シリーズ(2018年)、『左ききのエレン』(2019年)、『女子高生の無駄づかい』『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』(2020年)と、見事な充実ぶり。最後は、その悪女ぶりが話題を呼んだ『ギルティ』をどうぞ。
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