見出し画像

ドラマ日記『六本木クラス』(第10話)&『純愛ディソナンス』(第9話)

巨大企業の跡取り息子・長屋龍河(早乙女太一さん)が引き起こした事件により、絶望の淵に立たされた宮部新(竹内涼真さん)が、龍河に罪を償わせることと、事件をもみ消した父親・茂(香川照之さん)に土下座させることを人生の目標とした復讐劇『六本木クラス』の第10話。

新との一件の後、葵(平手友梨奈)が休暇を取り不在にする中、新たちがフランチャイズのオーナー説明会の準備をしていると、突然、投資会社から投資の話を白紙にすると連絡が入る。

投資会社の話は茂が仕組んだ罠でした。失恋旅行に向かっていた葵も店に戻り、急遽新たな投資家を探し始めます。紆余曲折の末、実は不動産業界の大物だった田辺(倍賞美津子さん)から投資を受けることに。だたし、それにはテレビ番組『三ツ星スタジアム』での優勝が条件でした。

意気込む新たちでしたが、龍二(鈴鹿央士さん)はりく(さとうほなみさん)がトランスジェンダーであることをネット記事で書かせ、りくを動揺させる禁じ手。しかし、葵が読んで聴かせた詩集の「私はダイヤだ」の言葉でりくは再起。テレビの前で自分がトランスジェンダーであると宣言。

全13話と最近のテレビドラマとしては長い本作。いよいよ最終局面に入ってきました。優香(新木優子さん)の逆プロポーズに近い言葉に対しても気が付かず、復讐を優先させるという新。最後に選ぶのは優子か葵か。

教師の新田正樹(中島裕翔さん)と生徒の和泉冴(吉川愛さん)が、5年後に再会。二人の微妙な関係が周囲に歪みを生み、破滅へと向かっていく『純愛ディソナンス』の第9話。

正樹が講師として働く予定だったピアノ教室の壁に、何者かが正樹を中傷する落書きをした。正樹は、ピアノ教室の経営者・野水百合子(阿部朋子さん)に謝罪。正樹は心配してやってきた冴に、すぐに新しい仕事を探すから大丈夫だと言って安心させようとするが…。

賢治(光石研さん)の妨害により、なかなか転職が決まらない正樹。結局、冴のシャエハウス立ち退きを止めさせるため、賢治の会社に戻ることに。悪役を怪演している光石さんですが、秋ドラマ『ボーイフレンド降臨!』でも社長役。ただしこちらは、ブラック光石ではなくホワイト光石のようです。

様々な形でのすれ違いを経て、終盤の正樹と冴のシーン。「先生を支えると言ったけど、私じゃだめなのかな」と泣く冴に、「どうしようもなくお前のことが好き。頼むからそばにいてくれ」とハグする甘々展開。「今の録音しておけばよかった」と笑顔の冴がよかったなあ。

余談:朝ドラ『ちゅらさん』『ひよっこ』で知られる脚本家・岡田惠和さんがMCを務めるラジオ番組『岡田惠和 今宵、ロックバーで』。いつの間にかNHKラジオ配信サービス「らじる★らじる」の聞き逃しサービスが使えるようになっていました。

さっそく聴いた回のゲストは博多華丸さん。ドラマ大好きオジサンとして知られる華丸さんは『ひよっこ』の大ファンなので、岡田さんとのドラマ談義も盛り上がりました。最近聴けてなかったのですが、6月19日のゲストは小橋賢児さんだったとか!『ちゅらさん』の文也役の人。


この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?