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Photo by morimo22

ドラマ日記『ハルとアオのお弁当箱』（初回）

あく

オタク女子とジェンダレス男子の同居生活を描いたドラマ『ハルとアオのお弁当箱』がスタート。吉谷彩子さんと井之脇海さんのＷ主演で、吉谷さんは初主演。

ビズリーチのCMで知られる吉谷さんは、実は子役出身。室井滋さんが主演を務めた『心療内科医・涼子』（1997年）のチエコ役で注目を集めました。

小栗旬や綾野剛らのいるトライストーン・エンタテイメント所属で、朝ドラや大河ドラマなどさまざま作品に出演してきましたが、再注目されるきっかけは日曜劇場『陸王』。役所広司さんが社長を務める、こはぜ屋の最年少従業員役への抜擢でした。

以降、同じく日曜劇場『グランメゾン東京』では自信家のパティシエ役、『ハケンの品格2』では正社員の顔色をうかがう派遣社員と、メインキャスト、あるいは『ストロベリーナイト・サーガ』の佐田巡査役など、重要な役回りを演じてきました。

そして、BSながら、今回連ドラ初主演。共演の井之脇海さんも子役出身の若き名優で、近年、再び表舞台に出てきたという点では、似ているかもしれません。

ドラマのストーリー自体は割とシンプル。「オタク女子のハル（吉谷さん）が、ある日、アオ（井之脇さん）とバーで意気投合、同居することに。お互いに弁当を作り合う中で、少しずつ変化が…」という内容。

オタク女子の造形はややパターン化されている気もしますが、心境の変化で外見も変わってくるのでしょう。ジェンダレス男子を演じる井之脇さんは、逆にやり過ぎない感じで収めたようです。

『ワカコ酒』シリーズの枠ですが、飯テロというほどではなく、むしろ『きのう何食べた？』に近いほのぼの系（恋愛要素は今のところ0）。眼鏡姿のためか、時々吉谷さんが、朝ドラ時の吉岡里帆さんに見えてしまうのが難と言えば難。

私生活でも色々あったと報じられている吉谷さんですが、初主演ドラマを見届けたいと思います（Tverでも見られます）。



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